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米大統領 国交正常化と核交渉合意目指す
1月3日 16時05分

アメリカのオバマ大統領は、残りの任期が2年となることし、外交面では、半世紀以上にわたって対立してきたキューバとの国交正常化に向けた動きを確実に進めるとともに、難航しているイランの核開発問題を巡る交渉で合意を目指し、みずからの業績としたい考えです。

オバマ大統領は先月、50年以上にわたって対立が続いてきたキューバとの間で国交正常化に向けた交渉を始めることで合意しました。これを受けて、今月下旬からキューバに高官を派遣して交渉を本格化させるほか、今後数か月以内に首都ハバナにアメリカ大使館を再開させるなどして、国交正常化に向けた動きを確実に進めていきたい考えです。
また、難航しているイランの核開発問題を巡り、イランと欧米など関係6か国は、ことし6月30日の交渉期限までに包括的な解決を目指すとしています。
オバマ大統領としては、この問題でも交渉打開の糸口を見つけ、イランとの合意を目指すなど、残りの任期が2年となることし、みずからの業績としたい考えです。
一方、北朝鮮政策では、ソニーのアメリカの子会社がサイバー攻撃を受けたことについて、アメリカ政府は北朝鮮が関与したと断定し、2日、北朝鮮の政府機関や企業などに対して金融制裁を科しました。核開発問題を巡る6か国協議の再開のめども立たないなか、米朝関係は当面、厳しい状況が続くことが予想されます。

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