2014年ベストバイはタニタの体重計です。どれだけアンテナを張り巡らしてベストなアイテムに辿り着くかよりも、 いかに自分の体型をベストな状態で保つのかという自分自身との戦いを強いられるようになる。 それがおっさんになるということなのです(泣)
この数字は7月ですね。11月頭に10%切れるかなというところまでいったのですが、 この年末年始で12%まで膨らみました。この体重計は体脂肪、内脂肪、体内年齢、 筋肉量、体水分率と細かくデータが出るので便利だなと思っております。
さて前フリはこれくらいにして本題に入っていくわけですが、 10個も挙げるのはボリューム的に大変なので5つに絞りました。 特にテーマを設けずランク付けもしておりません。それでは興味のある方はどうぞ。
■HMG windrider
私がザックを背負う時は山でありロングトレイルなので、 防水、軽量、耐久性という観点で選んだのがHMGのwindrider。 米バックパッカーマガジンのベストウルトラライトパックにも 選ばれたモデルのブラックです。
ハイパーライトマウンテンギアというブランド名の通り軽いザックで重量は840g。 40Lのザックはだいたい重さ1.2〜1.6s程度、参考までに巷で人気のアークテリクスのアロー22が容量22Lで1.1sです。 背負った感じだと1.6sも0.8sも大差ないような気もしますが、 積み重ねた歩数の分だけ体への負担が軽くなると信じて使っております。 山行終盤の膝の疲労が怖いんですよね。昨年は無事膝を痛めず過ごせました。
中は仕切りのない1気室。アルミフレームを取るとさらに軽くできます。 生地は防弾チョッキにも使われているというキューベンファイバー。 くれぐれもゴミ袋みたいなどと言ってはいけません(笑)
■Gap + GQ Brooklyn Tailors Mac coat
Gap×Brooklyn Tailorsはファーストルックを見た時から気になっていたのですが、 商品説明の「太ももが大胆に露出する丈」でさらに興味を惹かれました。 大胆ってなんやねん!露出ってなんやねん!デコルテか!と突っ込みたくなったので試着しにGapへ。
サイズ感としてはなんてことはないフィンガーチップレングス。 いわゆるハーフコート。ステンカラーコートをジャケット風に着るという今時のサイズ感です。 ただ178p70sの私でSサイズ。しかもSが最小サイズ。 これ欲しくてもサイズ合わなかった人が多かったのではないかなと思いました。
防水加工が施してあるからなのか生地がべたつきすぐ汚れるのが残念ですが、 値段が安いので汚れても気になりませんし着回しやすく便利なコートです。
Gapさんは「膝小僧が不敵に露出する丈」「脛が颯爽と露出する丈」 「踝が申し訳なさげに露出する丈」などシリーズ化をお願いします。 面白い表現は大歓迎です。
■Nigel Cabourn army crew jersey mix
スウェットがトレンドアイテムということで手頃な前Vを探していたところ見つけたのがこちら。 右半分が30年代、左半分が40年代と異なるディテールをドッキングした珍品。 よく見るとセットインスリーブとフリーダムスリーブ、袖はサーマルとワッフル、 ボディの生地も左右で異なり、首、裾、袖リブも左右非対称という徹底ぶり。 そして極めつけはロックミシンとフラットシーマミシンとミシンまで使い分けているところ。 く、悔しい!こんなん見たら買ってしまうわ!さすがナイジェルケーボン先生と言わざるを得ない薀蓄力。
「このファーは寒地でも凍らないコヨーテなんですよ」とここのダウンベストを 購入した時に諭吉さんが二桁ほど旅立っていった経験があるので、 販売員さんがこれだけ熱く薀蓄を語るということはまた高いのだろうなと2、3万円は覚悟していたところ、 1万5千円とナイジェルケーボンにしては安かったのも選出理由です(笑) 裏返してあえてシームを見せる着方も面白いなと思っております。
■ByWP 11032PP
ステンレスバネ鋼材をレーザーでカットしネジを一切使わないというドイツのブランド。 手掛けているのはウォルフガング・プロクシュ。
バネが効いているため掛け心地も軽くフィット感も良し。 ネジがないので緩むということもなく気付いたらこればかりかけておりました。 とにかく快適です。色はパープル。悪目立ちせず光が当たると発色が綺麗です。
ちなみにメガネを落とすなどしてテンプルが外れるとレンズまで取れます。 これどうやって元に戻せば良いのだろうと小1時間ほど格闘したこともありますが、 不器用な私でもなんとかなりましたので大丈夫です。 構造さえわかれば道具なしでパチッとはめれます。
■GLAD GLASSES METROPOLITANの眼鏡拭き
最後に2014年に購入したアイテムの中から万人にオススメ できそうなアイテムを紹介して終わっておきます。
これからのシーズン、バレンタインデーにホワイトデーとまだまだプレゼントの機会がありますけど、 GLAD GLASSES METROPOLITANの眼鏡拭きは使えると思います。
見てくださいこのパッケージへの力の入れよう。 45cm×45cmサイズのマイクロクロスファイバーの眼鏡拭きが グラスボトルと円柱BOXに入っております。 しかも使われているボトルはグッドデザイン賞を受賞したものだそう。 洒落てますね〜。これで2,700円という手頃な値段なのも嬉しい。
本体もリバーシブルのシャレオツ仕様。私は無難に「SMILE SALESMAN」 という紳士っぽいデザインを選びましたが(裏は表地にも見えているチェック)、 「BEACH GIRL」もネタ力が高く迷いました。発色の良い工場を探したというだけあり色合いもきれいなんですよね〜。 眼鏡拭きをもらって困るメガネ男子・メガネ女子は少ないと思うのでオススメです。