番組・イベント最新情報 「とれたてフジテレビ」

一覧へ戻る

超貴重!宝塚の大先輩・後輩 八千草薫×真矢みき 初対談
フジテレビ新春特番『101年目のタカラヅカ~美しく進化する女たち~』

更新日:2015/1/5

フジテレビ新春特番
『101年目のタカラヅカ~美しく進化する女たち~』

宝塚が生み出したトップスター二人が創立100年を語る!
当時の舞台裏、マル秘トークも必見!

1月10日(土)9時55分~11時15分放送
※関東、関西ローカル

 豪華絢爛な舞台で多くのファンを魅了し、創設から今もなお人々に愛され続けている宝塚歌劇団。そんな宝塚歌劇団が2014年に創立100周年を迎えた。時代を超えて人々に愛され続ける宝塚の魅力を探るべく、その歴史から未来までを宝塚出身の大女優・八千草薫真矢みきの対談を通じてお届けするフジテレビ新春特番『101年目のタカラヅカ~美しく進化する女たち~』<1月10日(土)9時55分~11時15分放送>。初めて対談形式で話をするという宝塚の先輩・後輩である二人。それぞれの入団の経緯、ステージで活躍した日々、また宝塚名物のラインダンスや舞台の大階段にまつわる驚きと笑えるエピソードが二人のトークから明らかに!さらには宝塚歌劇団の創設者・小林一三が掲げた「清く、正しく、美しく」というモットーの元に成長し続ける劇団の姿も必見だ。

 対談スタート時、大先輩の八千草薫を前に緊張した様子だった真矢みき。そんな二人の会話は宝塚歌劇団への入団の経緯からスタートした。宝塚出身者というイメージがあまり強くない八千草薫だが実は宝塚の戦後1期生。八千草薫は「宝塚の舞台は一度も見たことがなかった。終戦1年で、新聞広告で募集していたのを見たのがきっかけで、何も考えないで受けました」と驚きの発言をすれば、真矢みきも「受験するまでは2回ほどしか宝塚は見たことがなかったが、母の勧めで受けた」と受験した理由を語ってくれた。また真矢みきは歴代の先輩たちの写真が飾られているのを見て「八千草さんの写真がとにかく美しくて一番目に入った」と憧れていたことも話した。

 入学してから二人共通のつらい思い出は宝塚名物ともいえる「ラインダンス」。ラインダンスは男性の先生が担当でとにかく鬼みたいに厳しかったという。八千草薫は「ラインダンスはきちっとそろっていないと無残でしょ。合わせるのがとにかく大変で、だからこそ練習が大変で本当に死ぬかと思った」と話すと、真矢みきは「レッスン中に窓の外を見ていたら先生に出ていけ!と言われ厳しく指導された」と華やかなラインダンスを習得するためにあった壮絶な練習を振り返った。また入団後の実際の舞台でも、背があまり高くない八千草はラインダンスでは列の端から4番目にいたため、「舞台へ登場する際は最後にでて、舞台から引く際も最後に降りるから音楽が終わってしまって、それでも足を上げたり下ろしたり踊りつづけなきゃいけないから大変だったわ、恥ずかしいし」とクスッと笑える苦労話もしてくれた。

 また、宝塚と言えば舞台上にある大階段をさっそうと踊りながら降りてくるのも名物だが、そんな大階段に話が及ぶと真矢みきが突然「私、大階段で落ちたことがあるんです。ピンヒールが網タイツにひっかかって全落ちして。あとでみたら血だらけでした…」とまさかの告白をすると、八千草薫はきょとんとした表情で「あなた落ちたの?あまり落ちたという話は聞いたことないわねぇ」としっとりとつっ込み、周囲を笑わせた。

 宝塚の歴史に関しては、阪急電鉄の創業者で、宝塚歌劇団の創設者である小林一三がいかにしていまある宝塚歌劇団を作り上げたかについて、また有名な「清く、正しく、美しく」というモットーを掲げる真意なども番組内で紹介する。実際に小林一三に会ったことがある八千草薫は「先生というかみんなのお父さんのような温かい人だった。いつも見に来てくれるとうれしかった」とその人柄の良さも語ってくれた。また、VTRを見た真矢みきが「私が知らなかったこともたくさんある。一三先生のご家族のお写真も初めて見ました」と語るほど貴重な映像満載の宝塚の歴史も必見だ。

 優しくおっとりとしたイメージながら凛とした美しさをまとった八千草薫と、格好良いイメージだが、愛らしさものぞかせる真矢みきの絶妙な会話も魅力な当番組。二人の会話には、二人を育てたといっても過言ではない宝塚愛があふれている。宝塚ファンの方も、そうでない方もぜひ新春にこの番組をご覧いただき宝塚の魅力に触れてほしい。

八千草薫

昭和22年に34期生として花組に入団。戦後1期生として入団し、娘役で人気を博す。在団中には映画界でも活躍した。

真矢みき

昭和56年に67期生として花組に入団。男役のトップスターとして活躍。男役の歴史に革命を起こし「宝塚の革命児」と呼ばれる。100周年祭典では司会も務めた。

コメント

編成企画・情野誠人(フジテレビ編成部)

「創立100周年を迎えた宝塚歌劇団。時代を超えて人々から愛され続ける理由を探るべく、今回番組を企画、放送することになりました。宝塚歌劇団の礎を築いたのは、今なお哲学として受け継がれる“清く、正しく、美しく”という言葉を生み出した小林一三さんです。今回彼の人生にも迫り、“人を楽しませたい”というピュアな思いを知ることができました。また、戦後1期生として娯楽が少ない時代に日本中に楽しみを作り出していった八千草薫さんと、“時代の革命児”と呼ばれ、新しいことにチャレンジし続けた真矢みきさんに、宝塚歌劇団の魅力の理由をお聞きすべく、番組へご出演いただきました。宝塚が生んだスターお二人のトークは必見です!」

番組概要

タイトル

フジテレビ新春特番
『101年目のタカラヅカ~美しく進化する女たち~』

放送日時

1月10日(土)9時55分~11時15分 放送
※関東、関西ローカル

出演者

八千草薫
真矢みき

スタッフ

編成企画
情野誠人(フジテレビ)
企画・GP
加藤義人(テレビマンユニオン)
プロデュース
生尾典之(テレビマンユニオン)
演出
田中由美(テレビマンユニオン)
小松知有(テレビマンユニオン)
演出補
藤木千宙(テレビマンユニオン)
田中陽太郎(テレビマンユニオン)
制作P
晴家美穂(テレビマンユニオン)
制作
フジテレビ
制作著作
テレビマンユニオン

2015年1月5日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。