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チャイニーズドラゴンの元幹部逮捕1月6日 20時42分
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中国残留孤児の2世などでつくる不良グループ「チャイニーズドラゴン」のリーダーだった男が4年前、執行猶予中であることを隠してパスポートを申請したとして、旅券法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
男は出国先の中国で身柄を拘束され、6日強制送還されたということです。
逮捕されたのは、中国残留孤児の2世などでつくる不良グループ「チャイニーズドラゴン」のリーダだった高木勝容疑者(33)です。
警視庁の調べによりますと、高木容疑者は平成23年3月、傷害事件で有罪判決を受け執行猶予中だったにもかかわらず、その事実を隠してパスポートを申請したとして旅券法違反の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、執行猶予中であれば申請書類に記入しなければならないのに、高木容疑者はしていなかったということです。
高木容疑者はその9か月後に、このパスポートとは別の他人名義のパスポートを使って香港に出国していて、去年2月に不法滞在で中国の当局に身柄を拘束されて服役していたということで、6日、上海から強制送還され、羽田空港に向かう航空機内で逮捕されました。
調べに対し、黙秘しているということです。
警視庁はパスポートを入手したいきさつや中国での行動などを調べる方針です。