Windows8でGoogle Chromeを使っていたらある日を境に動作が重くなった。拡張機能の動作が遅れたり、複数のタブを開くとページがクラッシュしたり。ウィルス感染かもと思ったらavastの仕業だった。
結論:avastをアンインストールで解決
avastが原因だと突き止めたので即行でアンインストールし、Windows Defenderを有効にした。これだけでChromeの動作が軽くなりクラッシュなどから開放された。
経緯
パソコンを壊された
マイクロソフトが筆者の同意なしにWindows8をWindows8.1にアップデートした。
これを発端にパソコンが動かなくなり修理に出した。
avastをインストールされた
筆者はパソコントラブルになるまでウィルス対策ソフトとしてWindows Defenderを使っていたが、修理屋が良かれと思ってavastをインストールしていた。
高速化設定をした
筆者はパソコンを仕事と趣味で活用しており、安いパソコンながらも処理速度向上には気を使っている。
それにもかかわらず、Chromeの動作が重くなりときどきクラッシュした。一体どういうことだ。
問題原因の切り分け
Operaだと問題なかった
Chromeでブラウジングしていると重かったが、Operaだとそのような重さはなかった。よって、最初はChromeに問題があると思い、いつの間にか設定を変更してしまったのかと考えた。
拡張機能を無効にしても重い
インストールしている拡張機能をすべて無効にし動作を確認したが重いままだった。
未使用のChrome Portableでも重い
Chrome Portableを新たにダウンロードして動作を確認したが、普段筆者が使っているChromeと同様の症状だった。よってChromeの設定に問題があるのではないと判明。
ちなみに、筆者が普段使っているChromeもCドライブにインストールする必要がないポータブル版だ。
avastを停止すると快適
Windows8の前はXPを使っており、その時は筆者の意志でavastをインストールしていた。動作を少しでも軽くするためにネットワークシールド以外のメールシールドなどを無効にしていた。
XP使用時の経験を思い出したので、avastを無効にするとChromeの動作が快適になった。このことからavastの処理によりChromeが重くなっていたことが判明した。
avastからWindows Defenderへ
avastをアンインストール
avastをアンインストールしたらIEで次のメッセージが表示された。
正直にフィードバックする筆者。
世界中で使われているからたくさんの言語で「ありがとう」なのかな。
Windows Defender有効化
ウィルス対策ソフトなしはさすがに嫌。Windows8標準ソフトであるWindows Defenderを有効にするには、コントロール パネルの検索窓に「defender」と入れて検索。
Windows Defenderのウィンドウで「設定」タブを選択し、「リアルタイム保護を有効にする」をチェック。
有効を確認できる。
アクション センターでも有効を確認できる。
まとめおよび所感
Chromeの動作を遅くするウィルスに感染したのかと思いきや、そのウィルスから守るためのソフトの仕業だった。ウィルス対策ソフトがウィルスのような動作をするのはやめてほしい。