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05 Jan 2015 08:52

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乃木坂・伊藤かりん「ホント〜に緊張しました〜」指し初め式に参加

スポーツ報知 1月5日(月)14時34分配信

 人気アイドルグループ「乃木坂46」の伊藤かりん(21)が5日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた新春恒例行事「指し初め式」に参加した。

 一年間の幸福や健闘を祈念し、一局の将棋を棋士や関係者らが一手ずつ指し継いでいく棋界の伝統行事。昨年4月、テレビの将棋番組への出演を機に面白さに目覚めたという伊藤は、永世名人資格保持者の日本将棋連盟・谷川浩司会長(52)と盤を挟むと、軽やかな手つきで△9四歩を着手し「ホント〜に緊張しました〜」と笑顔を見せた。

 空き時間にインターネット対局で腕を磨いているという伊藤の目標は、現在アマ4級の棋力を初段まで伸ばすこと。「強くなりたいです。強くなって、乃木坂ファンの皆さんを将棋ファンにしたいです」。

 月刊誌「将棋世界」でも連載がスタート。伊藤の指導役を務める戸辺誠六段(27)は「攻めのキレ味が素晴らしいので、磨けば初段になれますよ」と太鼓判を押す。

 グループは7日に初のアルバム「透明な色」をリリース。伊藤はまだ選抜メンバー入りの経験はないが「なんとか今年は選抜入りを果たしたいです。選抜に入れば、もっともっと将棋の魅力を伝えられると思いますので」と意気込む。初段と選抜。2つの夢を胸に抱いて、将棋アイドルは新年のスタートを切った。(北野 新太)

最終更新:1月5日(月)14時35分

スポーツ報知