韓国・江原道知事 冬季五輪の南北分散開催検討可能
【春川聯合ニュース】2018年に韓国・江原道の平昌で開催される冬季五輪の南北分散開催に関連し、崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事は5日、私見と前置きした上で、「一部の種目に限り、北側が求める南北分散開催を検討することは可能だ」と述べた。聯合ニュースの取材に対し明らかにした。
北朝鮮の張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員が言及する分散開催について、物理的に不可能な状態だとしながらも「北が参加するなら象徴的に検討する必要はある」との考えを示した。
崔知事は「北が五輪に参加するかどうかが重要だ」と強調した上で、今後の南北関係の進展に合わせて、分散開催を政府などに提案する価値があるのか検討するとしている。
これまで崔知事は南北分散開催について「時期的、物理的に不可能で既に終わった話だ」という立場を明確に示し、分散開催の代案として南北統一チームの構成を提示していた。
関連記事
- 朴大統領 平昌五輪の分散開催を否定「議論は意味ない」12-15 12:46
- 韓国・江原道知事 冬季五輪分散開催に反対表明12-10 16:35
- 平昌五輪の日本分散開催「検討していない」=韓国組織委12-07 14:00