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【プロ野球】

岡本、年越し素振りした 「日本を代表する打者に」

2015年1月5日 紙面から

自主トレでバットを振り込む巨人・岡本=奈良県五條市の智弁学園高で(川越亮太撮影)

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 何ともスラッガーらしい年越しだ。巨人のドラフト1位・岡本和真内野手(18)=智弁学園高=が4日、奈良県五條市の同校で自主トレを公開。2015年をバットスイングをしながら迎えたことを明かした。首脳陣が将来の中軸として期待する右の長距離砲。気持ちは早くも高ぶっている。

 「年越しは素振りをしていました」と振り返る岡本は、年明け30分前の午後11時30分から実家でトレーニングを開始。時計の針が午前0時を迎えると同時に思い切りバットを振ったという。最初のスイングは力みで思い通りとはいかなかったが、「打席では3回振れると思って、2回、3回と振ったら良くなった」。最後は自らの中で納得がいく結果になったようだ。

 すべては1年目から活躍したいと思うからこその行動だ。6日に入寮した後は8日から新人合同自主トレがスタート。プロとしての歩みがいよいよ始まる。岡本は「楽しみの方が大きい」と新生活を心待ちにするが、環境が変わることへの戸惑いもあるという。心の不安を解消できるのは練習のみ。バットマンらしくスイングしながら新年を迎えることで、自らを鼓舞しようと思っていた。

 この日の自主トレではダッシュやキャッチボールの後にティー打撃をした。室内練習場には乾いた打球の音が次々に響いた。初詣も行かず、元日からトレーニングに励んだ岡本は「日本を代表する打者になりたい。ケガをせずに自分のプレーをしたい」とキッパリ。原監督が1軍キャンプの抜てきを示唆するスラッガーは、心身の準備を万端整えて、プロの荒波に飛び込む。 (川越亮太)

 

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