ついに出た！松井氏、監督宣言！！故郷・石川の野球少年らに約束

かつて自身も所属した、優勝の根上学童野球クラブの選手たちと記念撮影に臨む松井秀喜氏＝石川県能美市の松井秀喜ベースボールミュージアム（撮影・松永渉平）【拡大】

　後輩たちを前に、ゴジラの舌は滑らかだった。１０月に行われた「松井秀喜旗」を制したのは、自らも小学５年から在籍した根上（ねあがり）学童野球クラブ。「僕も袖を通したユニホーム。原点の一つ。胸が熱くなった。卒業生として誇らしい」。その後輩たちから、鋭い質問が飛んだ。

　前日３日にＴＢＳ系で放送された「独占！長嶋茂雄の真実」で、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督（７８）が「ファンは監督になることを願っている。今年のシーズンオフあたりどうかなあ」と、監督就任を熱望。これを見ていた選手が「長嶋さんが、松井さんにぜひ監督になってほしいと言っていましたが、どう思いますか？」と質問した。

　「そんなこと言ってました？　見ていなかったですね、僕は。君たちがプロ野球選手になった頃に、（監督に）なっているかもしれない。でもそれは、誰にもわかりませんね」

　表彰された３２人の球児たちはキョトンとしていたが、同席した大人たちがどよめいた。昨年１２月のテレビでの対談で「ユニホームには特別な魅力がある。でも今着てみたいかというと、そういう気持ちはない」と語るなど、一貫して自らの進路に関する発言には慎重だった。だが小学生のキラキラした視線に思わず初の“監督就任宣言”が飛び出した。

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