39歳・井端、1日7時間無休「山ごもり」開幕スタメンへ「延々とやる」
2015年1月5日6時0分 スポーツ報知
巨人の井端弘和内野手(39)が4日、自主トレのため羽田空港から熊本に移動した。現地には約10日間、滞在するが「基本的に休みはない。雨が降ったりしなければ延々とやる」と宣言。トレーニングの舞台となる球場のバックスクリーン後方には山がそびえる。目標の開幕スタメンに向け、「山ごもり」状態でハードな練習を継続する構えだ。
昨オフは13年10月に右肘と右足首をダブル手術した影響で、慎重な調整を心掛けた。だが、今オフの体調は万全。「昨年と比べて体は楽。(体の仕上がりは)5割ぐらいできているから、余裕を持ってできる」。午前中にランニングなどの基礎トレーニング、午後に打撃練習やノックなどの技術練習を行う予定で、1日7時間近いハードなメニューを連日、無休で行う。
移籍1年目の昨年は87試合に出場し打率2割5分6厘、3本塁打、16打点。公式戦初の一塁守備に就くなど攻守でチームを支えたが、今季は定位置奪取に燃えている。40歳以上のシーズンで開幕スタメンとなれば巨人では史上4人目。「打つ準備、守る準備をしっかりして開幕からレギュラーを取れるように頑張ります」と意欲を見せた。
今回は2年目の奥村が同行。「教えられることがあれば、教えていきたい」と、20歳年下の内野手の成長にも一役買うつもりだ。
(片岡 優帆)