【ヤクルト】由規「勝負の年」復活へ“キングカズ”目指す!
2015年1月5日6時0分 スポーツ報知
ヤクルト・由規投手(25)が、右肩手術から復活を果たし、球界の“レジェンド”になる。4日、仙台市内で自主トレを公開。ブルペンで捕手を座らせて16球を投げた右腕は「僕の中で勝負の年。3年間投げられていないので、1年通してチームに貢献したい」と、並々ならぬ決意を見せた。
この日は自身と同じ背番号11のサッカー日本代表のユニホームで練習。サッカー界の11番と言えば“キングカズ”こと、三浦知良(47)が有名。「長年大スターでやられている方。僕も1年でも多く現役生活を続けたいので目指していきたい」。カズは1998年フランスW杯の直前合宿で代表から落選するなど、数々の挫折を経験したが、その度にはい上がってきた。由規も右肩痛に悩まされ、11年9月3日の巨人戦(神宮)から1軍登板はないが「何としても神宮で投げたい。将来的に(侍ジャパンに)入りたい気持ちはあります」と代表入りも視野に入れている。
11日からは沖縄で自主トレ予定。春季キャンプでは1軍スタートも検討されており「暖かい所で投げて、もっとピッチを上げていきたい」。復活イヤーが幕を開けた。(井上 信太郎)