卒業後のキャリア~先輩の、仕事の“やりがい”聞いてみよう!~
「人の心を動かす」そんな芝居をやってきいたい
この仕事の魅力・やりがい
先日、次の舞台の初稽古でした。台本のセリフが役者の身体を通して音として立ち上がる、ぞくぞくする瞬間です。もちろん、観客から笑いをとったり、喝采を浴びたりするのも快感ですが、「観てくれた人の心が動く」ことが嬉しいですね。自分のお芝居を観て、好きとか嫌いとか、この気持ちわかるとか…とにかくなんらかの感想を持ってもらえるのが嬉しいんです。最近では、ワークショップにも積極的に参加していて、地方の小学校でお芝居を教えたり、体を使うゲームをやったりしています。色々な人と出会えるし、地域によって色が出るのが面白いんです。これからもお芝居をつづけながら沢山の人と交流していければいいなと考えています。
自分が感じた事を素直に演じていきたいと思っています
自分が演じる役の背景や想いを考えて演じています
先生が「必ず演劇を続けていける」と信じさせてくれた
この先輩が卒業したのは…
桜美林大学 芸術文化学群 演劇(演劇・ダンス)専修
演劇・ダンスに関する全てを学び、将来を担う人材を育成します。演技・ダンスから照明・音響などのスタッフワーク、さらにプロデュースなどの実務を身に付け、理論では、歌舞伎や新劇のほか、ギリシャ悲劇、シェイクスピア、イプセンといった海外演劇も網羅。また、学内開催のイベントの企画運営を通して、プロデュース業務が学べるのも特長です。また、本学ではダンスを演劇教育の領域のすぐ近くに配置し、単なる身体表現の訓練にとどまることなく、演劇的な言葉の世界をあわせて学ぶという独特な環境の下で展開します。日常的な無意識の動作を見直し、分析して組み立て直すことで、自分の身体と意識的に向き合っていきます。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。