【1月4日 AFP】インドの警察当局は3日、同国ビハール(Bihar)州の仏教聖地ブッダガヤ(Bodh Gaya)近郊で日本人女性観光客(22)を3週間にわたり監禁・強姦した容疑で、インド人の兄弟2人を逮捕したと発表した。

 ブッダガヤはビハール州の州都パトナ(Patna)の南方110キロにある古い仏教聖地で、世界的に人気の観光名所となっている。初動捜査によると、被害者の女性は仏教徒の巡礼地付近にある地下室に銃で脅されて監禁されていたという。

 地元ボードガヤ(Bodh Gaya)警察のアロック・クマル・シン(Alok Kumar Singh)副本部長はAFPの電話取材に対し、観光ガイドの32歳と25歳の兄弟を2日に逮捕したと語った。

 捜査員の一人が匿名でAFPに語ったところによると、被害者の女性は繰り返し性的暴行を受けたことと劣悪な生活環境により健康状態が悪化したため、昨年12月20日にガヤ(Gaya)の医療機関に連れて行かれた。その際、女性は逃亡に成功。バラナシ(Varanasi)までたどり着いたところで出会った日本人観光客に助けられ、コルカタ(Kolkata)の日本総領事館に連絡を取ったという。女性は大学生で、11月からコルカタのホテルに滞在しており、ガヤを旅行中だった。

 インドでは2012年にニューデリー(New Delhi)で、走行中のバスで女子学生が集団レイプされ死亡する事件が起きて以来、女性に対する暴力が問題となっている。外国人女性が襲われるケースも複数報告されており、観光客数の減少にもつながっている。(c)AFP