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愛知学院大が法科大学院の募集停止 志願者減で定員割れ続き 平成28年度から

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愛知学院大が法科大学院の募集停止 志願者減で定員割れ続き 平成28年度から

 愛知学院大は18日、大学院法務研究科(法科大学院)の入学生募集を来年2月の試験を最後に停止すると発表した。平成28年度から学生受け入れをやめる。志願者減少が理由で、在校生が修了した時点で廃止する。

 文部科学省が9月、司法試験の合格状況や定員充足率などから愛知学院大を含む7校を5段階の最低評価に分類していた。愛知学院大は17年に法科大学院を開設し、昨年度までに123人が修了。13人が司法試験に合格したが、21年度から定員割れが続いていた。

 大学によると、廃止を含めた法科大学院の募集停止は全国で23例目という。

 大学の担当者は「このような事態に至ったことは痛恨の極みだ。在学生の司法試験受験や就職の支援を続けたい」とのコメントを発表した。

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