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立大・我如古主将、東京ガス入り 最後の秋の悔しさは都市対抗で

社会人野球の東京ガスに進む立大・我如古
社会人野球の東京ガスに進む立大・我如古
Photo By スポニチ

 東京六大学野球リーグの4年生の進路がほぼ確定した。立大の我如古(がねこ)盛次内野手は、社会人野球の東京ガスに進む。興南(沖縄)で甲子園春夏連覇を達成し、大学でも主将を務めた主砲は、都市対抗の舞台、東京ドームでの爆発を誓った。

 最後の秋は、あと1勝の壁に泣いた。開幕7連勝を飾り、99年秋以来15年ぶりの優勝が現実味を帯びていた。だが、大事な明大戦では1勝2敗1分。優勝を逃し「最後の最後はやはりチーム力の差。明治はうちよりも強かった」と振り返る。

 甲子園で頂点に立ち、大学でも1年時から神宮で暴れた。社会人でのプレーを望んだが、なかなか声がかからなかった。「自分から行くしかない」と、企業チームの練習に参加し、必死にアピール。東京ガスが興味を示してくれた。「卒業後も野球をできる機会を与えてくれた東京ガスさんに恩返しをしたい。大学では悔しい思いをしたので、都市対抗の舞台で活躍できるように頑張りたい」と目を輝かせた。

 大学野球が終わっても、連日トレーニングに励む。今月上旬には地元・沖縄の那覇マラソンを走った。「30キロ地点で…」と完走はできなかったが、ウエートトレーニングもこなしながら上のステージに備えている。「やっとスタートラインに立てる」。都市対抗で活躍する姿をイメージしながら、我如古が勝負に挑む。

[ 2014年12月28日 16:30 ]

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