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 静岡県は、介護を必要とせずに自立した生活を送れる期間の平均を示す「健康寿命」が日本一長い。2010年の厚生労働省の調査から県が独自算出すると、全国1位の73・53歳だったためだ。

 ただ、平均寿命と健康寿命の間にはまだ7~11年の差がある。元気で長生きし、医療費を抑えるためにも改善の余地がある。そこで県は自治体間で健康づくりを競わせようと、65歳から何年間、健康に過ごせるかを示す「お達者度」を35市町別に公表した。男性の場合、最も長い森町と最も短い小山町では2年以上の差があった。

 どうすれば健康で長生きできるのか。県は1999年から高齢者を対象に追跡調査を続けている。1万363人のデータを分析したところ、適切な運動習慣と食生活を送っている人は死亡率が32%低く、さらに地域活動やボランティアなどの社会参加をしていれば死亡率が51%低かった。