シドニー 新年の花火の準備本格化

12月29日 12時53分

オーストラリアのシドニーでは新年を迎える花火の打ち上げに向けた準備が本格化しています。

日本より２時間早く新年を迎えるシドニーでは毎年、新しい年を祝い１月１日午前０時に合わせ、観光名所のハーバーブリッジやオペラハウスの周辺で花火が打ち上げられます。
会場近くの港で進められている花火の準備作業が２９日、報道陣に公開されました。
花火は、はしけの上に設置された筒の中に入れられていて、作業員らが重さ６キロほどの玉を取り出して配線に問題がないか確認していました。
今回の花火は奮い立たせるという意味の英語の「インスパイヤ」をテーマに１０万発余りが打ち上げられる予定で、見物には例年並みの１００万人以上が集まるとみられています。
イベントを企画しているシドニー市の担当者は「１年余りかけて準備してきた。シドニーは世界でも新年のカウントダウンを盛大に行う都市の一つなので、世界中の人に楽しんでもらいたい」と話していました。