ジャニーズＷＥＳＴ　初コンサート　いざ！全国区へ一発めぇ〜

　昨年２月に結成した７人組アイドル「ジャニーズＷＥＳＴ」の「１ｓｔコンサート　一発めぇぇぇぇぇぇぇ！」が３日、横浜市の横浜アリーナで行われた。

　待望の初コンサートは２、３日の横浜と、５、６日の大阪城ホールの２会場７公演で１０万５０００人を動員。正月飾りのようなド派手な着物と金ピカのはかまで登場し、デビュー曲「ええじゃないか」を皮切りに、初披露となる２月４日発売の新曲「ズンドコ　パラダイス」や、関ジャニ∞、ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓらのヒット曲を集めた“関西メドレー”など１９曲を熱唱した。

　初コンサートということでソロの見せ場は封印し、７人出ずっぱりで「グループ」を強調。お笑いも彼らの魅力の一つで、メンバー全員が「オカン」（母親）に扮（ふん）してママチャリでステージを走り回り、ゲームに興じた。

　衣装、曲目、お好み焼きのコテ型のペンライトなど、彼ら自身がアイデアを出し合った。中間淳太（２７）は「デビュー１年のグループなのに自分らで全部決めさせてもらった」と感謝。重岡大毅（２２）は「『ジャニーズＷＥＳＴ』が育ってきた。１年前より名前が大きくなった気がする」と手応えを感じていた。小瀧望（１８）は「全員が『ええじゃないか』の振り付けをやってくれているのを見て、泣きそうになりました」と感動をかみしめた。

　デビュー２年目の抱負を漢字一文字で表すと「出」。桐山照史（２５）「テレビに出たい。ＣＭに出たい。とりあえず全国区に出たい。今回２カ所だけだったからツアーもしたい」と夢を語った。