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【お知らせ】
「第5回山形県留学生日本語スピーチコンテスト」で本学の留学生が入賞しました
2月15日(土)に山形市民会館において,山形県内に在住する外国人留学生を対象にした『第5回山形県留学生日本語スピーチコンテスト』が開催されました。
このコンテストは、山形霞城ライオンズクラブが主催するもので,今回は、山形大学・東北文教大学・東北芸術工科大学から11名(国籍は,中国・韓国・モンゴル・台湾・ロシア・バングラデシュ)が出場しました。
「私の日本発見」,「日本と私」を踏まえた独自の視点でテーマを設定し,一人6分程度のスピーチが披露されました。
中国の史虹さんは,初めて成田空港に着いた時に日本人に助けられたことをエピソードとして,その心遣いや思いやりこそ中日両国の壁を取り払うものだと述べました。
また,台湾の沈皓文さんからは、日本の自動販売機と券売機は人々に便利さをもたらしたが,日本社会における人間関係の希薄さを高めたのではないかとの指摘がありました。
そして,ロシアのセルギエンコ・イワンさんは,山形で学んだ南京玉すだれを通して多文化交流コンサートに参加できたこと,地元の人々との交流も深められたことを述べました。
スピーチの発表に続き,留学生有志のパフォーマンス(タイの伝統舞踊,ラテインの歌,南京玉すだれ)ステージがあり,来場者は迫力のあるステージに引き込まれ、各々のパフォーマンスを堪能していました。
当日は大雪に見舞われ、交通網が麻痺した山形県内でしたが,満席になるほどの来場者があり,活発で熱の入ったスピーチ並びにステージに,会場全体が熱気に包まれました。
最後に、審査委員からは,日頃の学習・留学の成果を身につけ世界に羽ばたいて欲しいとの講評がありました。
テーマ,内容,文法や表現方法などの観点から審査の結果,主な受賞者は次のとおりとなりました。
1 位 史 虹さん(中国)*
2 位 アクタル・ナスリンさん(バングラデシュ)*
3 位 イム・イランさん(韓国)(東北芸術工科大学)
優秀賞 沈 皓文さん(台湾)*
同 セルギエンコ・イワンさん(ロシア)*
同 李 延雪さん(中国)*
*印は本学の留学生
第1位に輝き表彰された 史 虹さん
第2位のアクタル・ナスリンさん
タイの伝統舞踊の披露