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結婚したい彼氏が転勤するので、困っている……という女性の話があった。(読売・朝刊・人生相談 2015-01-03 )
「彼氏に付いていけ。転勤先で仕事を見つけろ」
と思ったが、この女性は公務員だとのこと。たぶん地方公務員だろう。だったら、転勤先で新たに同等の職を見つけるのは不可能だ。
同じような話を探せば、ネット上にはいくつにもある。たとえばこれ。
私は今年の四月から地方公務員になった21歳の女です。彼は大手ゼネコンの施工管理九州採用で、九州内の現場を1、2年おきに異動させられます。
( → 転勤族の彼と地方公務員の私の結婚について )
この場合には、「彼氏と別れろ。新たに、転勤しない男を見つけろ」というのが、最適解となりそうだ。
しかし、「彼氏と別れろ」というのが正解だとしたら、そういう社会は狂っていますね。 (^^);
で、こういうことが理由で、未婚女性が増えて、出生率が低下して、少子化が進行するわけだ。
困ったことだ。
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対策は?
もちろん、転勤の問題が起こらないようにすることだ。たとえば、こうだ。
「地方公務員同士で、転勤族を融通する。中高年はともかく、30歳以下の若手であれば、引く手あまたになりそうだから、よその自治体に勤務できるようにする」
こういう制度を整えれば、彼氏に付いて、地方公務員である女性が転勤先に移動することも可能だろう。
ま、自民党政府は、企業の法人税優遇のことしか考えていないし、労働者の幸福のことなんか何も考えていないのだろうが、そのせいで、少子化が進行して、日本は亡国の道をたどるわけだ。
亡国をめざす政党が政権を取ると、ろくなことはない。困ったことだ。
http://www.47news.jp/smp/CN/201410/CN2014102301000921.html
と言おうと思ったら上で書かれていた