“女優イモト”「太まゆ」封印！１年ぶりドラマ主演

　タレントのイモトアヤコ（２８）が日テレ系ドラマ「結婚に一番近くて遠い女」（３月放送）に主演することが３日、分かった。昨年、ドラマ初主演を果たし、三谷幸喜さん（５３）作・演出の作品で舞台にも初挑戦。一皮むけた“女優イモト”が今作で演じるのは外見コンプレックスを持つウエディングプランナー。ドレス姿も披露する。自身の結婚式の目標には、有名ホテルからの「生中継」を掲げた。

　バラエティー番組で活躍中のイモトが、約１年ぶりにドラマに戻ってくる。「結婚に一番近くて遠い女」は、日テレ系の高視聴率ドラマ「家政婦のミタ」「女王の教室」などを手がけた脚本家・遊川和彦さんが脚本監修を担当。ブスでさげすまされてきたが、その陽気なキャラクターで格式高い結婚式場のウエディングプランナーを務める「別府すみれ」の成長を描く。

　イモトは２０１０年に女優デビュー。昨年２月放送の日テレ系「最高のおもてなし」で初主演を果たした。４月には雪崩事故の影響でエベレスト登頂を断念したが、心機一転、８月には三谷さん作・演出の「君となら」で初舞台を踏んだ。女優として着実にステップアップした一年だった。

　今作でもトレードマークの「太まゆ」を封印し、演技に没頭する。「２回目の主演ということで、前回より成長した女優イモトをお見せしたいと思います」と意気込む。

　外見コンプレックスを乗り越えていくという、愛される“不美人ヒロイン”役。高明希プロデューサーは「イモトさんは何をやるにも一生懸命で全力投球する方。そして根性もある。見ているとおのずと応援したくなる不思議な魅力を兼ね備えています」と起用理由を説明した。

　劇中でウエディングドレス姿も披露。イモトは「もう周りが『ステキ、ステキ』の嵐で、とてもいい気になっております。自分でもデコルテ（鎖骨）に自信があるので、そこ注目です」と自画自賛。自身が描く結婚式は「新高輪プリンスホテル（現グランドプリンスホテル新高輪）からの生中継をしてみたい！」と、小室哲哉（５６）とＫＥＩＫＯ（４２）、オリックス・谷佳知外野手（４１）と参院議員の谷亮子氏（３９）らビッグカップルと同じド派手婚を挙げた。結婚式場の若社長を城田優（２９）、式を挙げる訳あり花嫁を佐々木希（２６）、イモトの父を草刈正雄（６２）が演じる。