【箱根駅伝】早大OB東国原氏「ナベちゃんはまだこれから」勇退の渡辺駅伝監督を激励
2015年1月4日6時0分 スポーツ報知
◆第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=報知新聞社後援)(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社新社屋前、5区間=109・6キロ)
箱根駅伝ファン歴20年以上で早大OBの前宮崎県知事・東国原英夫氏(57)は3日、今年度で勇退する早大の渡辺康幸駅伝監督(41)の健闘をたたえた。渡辺監督を「ナベちゃん」と呼ぶ東国原氏は、「監督就任前は(早大は)シード権争いしていたが、常連校に押し上げた。今度は弱小チームで監督を」とエールを送った。
東国原氏はタレント時代の1986年12月に週刊誌フライデー襲撃事件を起こし、芸能活動を自粛。その翌年から箱根駅伝のテレビ中継が始まった。「あの事件があったから箱根をじっくり見ることができた」それ以来の箱根フリーク。95年の第71回大会では2区で区間賞を取った渡辺氏の姿に「すごい選手だ」と衝撃を受けたという。
渡辺監督を「名伯楽だった」としつつ、「今大会から監督が運営管理車から下車して行う給水は禁止になった。それはナベちゃんのためでは? 選手に全然ついていけないあの姿は…」と苦笑。「ナベちゃんの陸上人生はまだまだ、これから。東京五輪で活躍できるような選手を育成して」と期待した。
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