2015.1.4 05:04(4/4ページ)

【ヒューマン】花燃ゆに真央燃ゆ!「やりきる決意持続できる年に」

吉田松陰の妹・文役で大河初主演に挑む井上真央。文と一緒に成長し、飛躍の年に!=東京・渋谷のNHK

吉田松陰の妹・文役で大河初主演に挑む井上真央。文と一緒に成長し、飛躍の年に!=東京・渋谷のNHK【拡大】

 「文さんのように、私も出会いを大切にしたい」という彼女が、1年間を通して文から学ぼうとするのは、幕末男子たちを育てた“見抜く力”。「私もいろいろな役者さんと出会う中で、『この人にはこんな良いところがあるんだ』などと、ちゃんと発見できるようにしたい。そこからパワーをもらい、吸収して成長につなげていけたら」。

 昨年は初大河のオファーを受けたプレッシャーからか、「初めて将来について悩んだ年だった」というが、「2015年は、やりきる決意を持続できる年にしたい」とキッパリ。文と同様、この1年間で多くの人に出会い、影響を受けて成長していくに違いない。

花燃ゆ

 軸となるのは4つのドラマ。松陰(伊勢谷友介)に振り回される家族を描く幕末版「男はつらいよ」のような“ホームドラマ”。久坂玄瑞(東出昌大)ら松下村塾の塾生による“学園ドラマ”。毛利家の奥女中となった文が繰り広げる“女たちの戦い”。そして久坂や小田村伊之助(大沢たかお)ら男たちの“命懸けのドラマ”が展開する。
 初回は1時間の拡大版で、少女時代の文(山田萌々香)が後の夫となる伊之助と運命的な出会いを果たす姿が描かれる。

井上 真央(いのうえ・まお)

 1987(昭和62)年1月9日生まれ、27歳。神奈川県出身。明大文学部卒。5歳で子役デビューし、99~2003年に放送されたTBS系昼帯ドラマ「キッズ・ウォー」で“ヤンキー娘”茜役を演じブレーク。05年、連ドラ初主演となるTBS系「花より男子」が大ヒットし、子役のイメージを払拭。11年公開の映画「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。同年、NHK紅白歌合戦で紅組司会を務めた。特技は日舞。趣味はドライブ。

(紙面から)