吉田松陰の妹・文役で大河初主演に挑む井上真央。文と一緒に成長し、飛躍の年に!=東京・渋谷のNHK【拡大】
文は松下村塾を開いた兄を支え、松陰と群馬県初の県令(現在の県知事)となった楫取素彦(かとり・もとひこ)ら幕末を支えた志士たちの出会いのきっかけを作り、育てた人物だ。
今作のポイントとして「主人公が、何かを成し遂げた偉人ではないこと」と説明。「何かをしようとした人の妹であり、奥さんであり、母親。周りの人の視点を描いているので、感情移入しやすく、見やすい大河になると思う」と期待する。
テーマの1つは“幕末男子の育て方”であり、「高い志を持った男性にするのも女性の力というのが、作品には込められている。文さんの柔らかさと強さを出せていけたら」と宣言。
そんな文は、出会った男たちの影響を受けて自らも成長していくが、自身が影響を受けた人物を聞くと、文の母親役を務める檀ふみ(60)と即答した。
1995年のNHKドラマ「藏(くら)」以来20年ぶりの共演で、「こんな女優さんになりたいと思わせてくれた人。いろんなことを教わりました」としみじみ。「最も印象に残っているのは、『大学には行った方がいい。後悔しないようにしなさい』と言われたこと。その言葉があったから、大学受験を決め、学業を優先しながらお仕事をすることができたし、普通の学生生活も送れた。普通の経験をできたことが、いま役に立っています」と感謝する。