根岸線の根岸駅に来る機関車と羽田空港に来る飛行機の話題を中心にお届けします。鉄道45%、飛行機45%、食い物10%
新・すり板の根岸&羽田番ブログ
嬉し恥ずかし。
4月6日
みなさん、こんばんわ。
今年も忘れていましたが、3日で当ブログ2周年でした。
見ていただいた方、コメントをいただいた方
ありがとうございます、これからもよろしくお願いします。
さてさて、夕べ酒屋さんからお電話をいただきまして
「すり板さんの事が雑誌に書かれているよ」と!
一瞬、何だかわかりませんでしたが
酒屋さんのお話をお聞きするにつれて
当時の光景がハッキリ蘇って来ました。
それは、ここから始まりました。
2008年3月15日 根岸で撮影したEF65-57号機です。
この釜、当時の89レでタキを牽いて根岸に到着後
1152レのコキが入線するまで磯子方で少し止まっていました。
18時26分に到着して、18時50分頃に入線するコキが来るまでが
撮影チャンスでした、しかし、夕方の帰宅ラッシュの時間です
ゲバを使うので乗客の邪魔にならない様に撮影です
5分間隔で到着する南行と、その乗客の邪魔にならない様に撮ると
実質撮影時間は10分程度しかありませんでした。
撮っていると、この釜を運転して来た機関士さんが
ホームに来られたのでライト点灯をリクエストすると
快く応じてくださり、運転室の室内灯まで点灯してくれました。
夢中で撮ったのを覚えています。
その機関士さんとも少しお話させていただき
興味深いお話もお聞き出来ました。
コキが入線し、1152レ組成のために釜が移動した所で
撤収しました。
ゴナナを撮れたのでご機嫌で帰宅したのを覚えています。
そして、運命の日(大げさか?)がやって来ました。
2008年3月29日です。
私が大好きな釜だったEF65-535号機の最終仕業初日です。
本当の最後は、翌日の30日でしたが
30日は用事があり撮影に出られませんので
私にとって29日の撮影が定期運用で走るゴサゴを撮る
最後の日となりました。
この日は、真誉528さんと小倉陸橋下のポイントで撮影しました。
そして、2090レで現れたゴサゴには・・・
往年のブルートレイン「富士」を模したカンが取り付けられていました。
その中央には「惜別」の文字が書かれていました。
手が震えました、鳥肌が立ちました。
しかし「とうとうこの日が来たか」とも思いました。
この列車を撮影後、返しの2091レを撮るために
後続の列車を撮影しながら待ちました。
15時過ぎ、いよいよ本当の最後の時間がやって来ました
信号が赤から黄色に、そして青になり
横須賀線ガードの下、尻手短絡線からゴサゴが顔を出しました
残念ながらカンは後ろ側でした
カン付きのお顔と、素顔?が撮れたのでOKだと思い
目の前を通過するゴサゴをしっかり目に焼き付けようと見ていました
そして、ふと運転席を見ると、なんと15日にゴナナで根岸に来て
ライト点灯に快く応じてくれた機関士さんでした。
私にとって、最後に撮るゴサゴを、あの機関士さんが
運転して来た事と、これで最後と言う感動で
思わず涙が出ました。
通過して行く時に「お疲れ様」とお声をかけさせていただきましたが
そこら辺の事を、その機関士さんがある雑誌に書かれていました。
その機関士さんとは、坂本誠さんです。
現在は、機関士を引退され俳優さんに転身され活躍されています。
あの時以来、根岸に来られたら是非またお話をさせていただこうと
待っていましたが叶いませんでした。
坂本さんも「国鉄世代」と言うブログをやられていますので
是非とものぞいて見てください。
私に、感動を与えてくれた坂本さんとゴサゴに感謝したいと思います。
最近は、飛行機撮影に浮気して?鉄道撮影を少々さぼっておりますが
明日、明後日は鉄道撮影になりそうです。
最近は、いわゆる「ときめく釜」がありませんが
EF65PFやEF66-0番台はもちろん100番台も
この先長くなさそうなので記録しておきたいと思います。
せっかくEF66が根岸に来る様になったんですからね。
以上であります。
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