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邦人女性レイプで5人逮捕=ガイド装い接近、1カ月監禁―インド

時事通信 1月3日(土)21時26分配信

 【ニューデリー時事】インド警察当局は3日までに、日本人の20代前半の女性研究員を1カ月にわたって監禁し性的暴行を加えたとして、強姦(ごうかん)容疑などで、インド人の男5人を逮捕した。
 地元警察などによると、容疑者のうち日本語を話す1人が昨年11月下旬、東部コルカタで旅行ガイドを装って女性に接近。仏教の聖地ブッダガヤなどに連れて行って性的暴行を加えた上、女性の銀行口座から7万6000ルピー(約14万5000円)を引き出させて強奪した。
 女性はその後、12月下旬まで近くの民家で監禁され、複数の男から繰り返し暴行を受けた。
 男らは女性の健康状態が悪化したため、ヒンズー教の聖地バラナシ行きのバスに乗せた。女性は友人や在コルカタ日本総領事館に連絡を取り、被害を届け出たという。
 同総領事館は「事件の性質上、詳細は差し控えたい」とコメントしている。
 インド政府は相次ぐレイプ事件を受けて、2013年に性犯罪を厳罰化した。しかし、女性を狙った性犯罪は後を絶たず、外国人観光客が被害に遭うケースも多い。 

最終更新:1月3日(土)22時33分

時事通信

 

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