個人型確定拠出年金と特定口座で自動積立するインデックス投資家が投資信託の発展に一石を投じるブログ
2015.01.04 07:30|カテゴリ:投資信託・ETFコメント(0)

世界経済インデックスファンドが純資産100億を突破しました


世界経済インデックスファンド 純資産100億円突破
※画像元 三井住友トラスト・アセットマネジメント


現在、特定口座とNISA口座で投資しているファンド『世界経済インデックスファンド』の純資産総額が100億円を突破しました!

100億突破した日を時系列データで確認してみると、昨年の12月24日だったようです。
Merry Christmas! ←遅っ!

12月24日クリスマスに100億突破
※画像元 ヤフーファイナンス

純資産は大きいほうがよい


純資産が大きいと、ファンドも安定した運用ができます。
資金が逆流して、純資産が減少(売れない)ファンドは、突然閉店する償還リスクが高まります。

他にも、ファンド運用に生じる費用は(人件費など)固定費なので、純資産の拡大とともに運用管理費用(信託報酬)における比率は低下していきます。
投資信託の本場であるアメリカでは常識となっていますが、純資産は大きくなるとスケールメリットで運用管理費用(信託報酬)の下げに繋がります。

過去に、世界経済インデックスファンドは運用管理費用(信託報酬)の下げを発表しています。

(2009年1月 設定当初)
0.68%(税込み0.714%)※消費税5%

(2010年7月)
0.60%(税込み0.63%)

(2012年4月)
0.50%(税込み0.54%)※消費税8%(2014年4月以降)で表示



この運用コスト削減の実績こそが、いくつかあるバランスファンドでも『世界経済インデックスファンド』を選択している理由の1つであるといっても間違いはありません。

純資産が大きいだけではだめ


ただ、純資産が大きければよいという単純なものではなく、長い時間をかけてじっくりと純資産を積み上げてきたかどうかが重要です。

日本に存在する投資信託の大半は、近道思考で塗り固められた、販売会社主導による手数料ビジネスとなった『売っておしまい』、新たなファンドを作り上げては『既存のファンドから乗り換え』作戦です。

この販売方針で起こる投資信託の純資産の典型的な推移は『最初にドカン!徐々に衰退…売れなくなったら終了(償還)』といってもよいでしょう。

これではどれだけ純資産総額が大きく見えても、長期投資を目的にする投資家に不都合ですし、短期志向の資金の出入りが
運用の邪魔となっていることでしょう。

大事なのは純資産が大きくなる軌跡


最初の画像に、世界経済インデックスファンドの純資産総額の推移が表示されていますが、まさに一歩一歩と歩んできていることを確かめられます。

このほんの一部分でも、自分が共同出資(投資)していると思うと、感慨ひとしおです。

これからも応援するぜ!世界経済インデックスファンド!


これからも、急激な出費を必要としない限り、売却する予定はありません。

強力なライバル(ニッセイ系?)の登場で、積立先を変更する可能性はありますが、今のところ世界経済インデックスファンドから他のバランスファンドへの変更は考えていません。

だから分配はもう出すな


運用管理費用(信託報酬)を下げた実績のある素晴らしいファンドなのですが、唯一残念なことに、少額ながら分配金を出したことがあること。

今後も、そんな投資効率を下げる決定は望んでいないので、よろしくお願いします。



これからの世界経済インデックスファンドの純資産総額○○億円突破の記事はおおよそこの記事のコピペが使われるかもしれませんww

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  • 日経マネー 2008年 04月号「インデックス君10人の運用術」
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  • 日経ヴェリタス スクランブル(08/5/27)「ニッチな東証の苦悩」
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