<インド>日本人女性3週間監禁 暴行容疑などで男5人逮捕
毎日新聞 2015年01月03日 20時16分
【ニューデリー金子淳】インド東部ビハール州の警察関係者は3日、同州で20代の日本人女性を約3週間にわたって監禁し性的暴行を加えたとして、インド人の男5人を暴行容疑などで逮捕したと明らかにした。在コルカタ日本総領事館も事件について把握しており、情報収集などを進めている。
警察関係者などによると、昨年11月下旬、東部コルカタで容疑者の一人がガイドを装って女性に近づき、仏教遺跡があるブッダガヤまで連れて行き、近くの村で仲間とともに監禁。性的暴行を加えたほか、クレジットカードなどを奪ったとされる。5人のうち2人は兄弟で、自宅の離れに監禁していたという。
昨年12月下旬に女性が逃亡に成功し、コルカタで被害届を出したため事件が発覚した。容疑者のうち少なくとも1人は日本語の読み書きが堪能で、日本人の女性旅行者を狙っていた可能性もある。
インドでは2012年に首都ニューデリーで女子学生がバスの車内で暴行、殺害される事件が発生して以来、レイプ根絶を訴えるデモが広がるなど社会問題化している。
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