インド東部コルカタの警察は3日までに、20代前半の日本人女性を約1カ月にわたり監禁して性的暴行を加えたとして、インド人の男5人を強姦容疑などで逮捕した。
容疑者のうちの日本語を話す1人が昨年11月下旬、コルカタで旅行ガイドを装って女性と接触。女性をだまして仏教聖地のブッダガヤなどに連れて行き、近くの村の民家で共犯者と12月下旬ごろまで監禁し、集団で暴行した疑い。
容疑者らは女性に現金自動預払機(ATM)から7万6000ルピー(約14万円)も引き出させていた。女性は友人や在コルカタ日本総領事館に連絡を取って逃げ、12月下旬にコルカタの警察に被害届を出したという。
総領事館は「事件の性質上、詳細は明らかにできない」としている。インドではレイプ事件が後を絶たず、外国人旅行者が被害に遭うケースも相次いでいる。
(紙面から)