『サイコパス』虚淵玄&深見真、劇場版への思い「1期にやりのこしたことをやろう」

『劇場版 サイコパス』虚淵玄&深見真が語る 見どころとヒットの理由

『劇場版 サイコパス』虚淵玄&深見真が語る 見どころとヒットの理由(C)サイコパス製作委員会

『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』 2015年1月9日全国公開

 「自分の想像力を超えた場所に辿り着いたシリーズ」。脚本家の虚淵玄(ニトロプラス)が力強く話すのは、アニメシリーズ『PSYCHO‐PASS サイコパス』のこと。共同脚本の深見真とともに、『劇場版 PSYCHO‐PASS サイコパス』の見どころ。シリーズのヒットの理由を語り合ってもらった。

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 人々の精神が数値化される近未来で、正義を問われる警察のドラマを描く本シリーズ。TV第1期、2期を経て公開される劇場版では、海外へと舞台を移し、登場人物たちが新たな戦いに身を投じる。1期でのテーマは「武器のない社会での犯罪」。劇場版では「1期にやりのこしたことをやろう」と意気込み、「これまでは、国内の状況しか語っていなかった。控えめに終わってしまっていたアクションシーンを盛りだくさん取り入れようと思い、海外の話になった。とにかく派手なことをやろうと」と虚淵。

 深見との共同作業は、虚淵がプロットを上げ、深見がそれをもとに草稿。虚淵が仕上げるというものだそう。深見は、舞台を海外に移したことで、より虚淵色が出たシリーズになったという。「虚淵さんのプロットは驚かせる力がすごい。今回、日本と海外を比較したことにより、1期のテーマ性がより明確になって。劇場版を見てから1期を見ると、『海外はこんなに戦争をしているんだ。やっぱりシビュラないとダメじゃん』といった再認識ができるようになる。大きな視点があるところがすごい思うんです」。

 一方の虚淵は、「自分は理詰めで書きすぎちゃうのがひとつの弱点で。情念が足りなくなっていることが自覚できるんです」と口火を切り、「深見さんの書くものには、良い意味でのカオスがあって。理詰めでは出てこないような脱線やノイズがあるからこそ、キャラに情念がこもったり、意外な側面が出せる。深見さんに整理がついていないものを書いてもらって、それを整理していけばうまくいくというのが、本シリーズの手口」とその才能について言及。すると深見は「趣味なんですよ」と照れ笑い。

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