少年漫画に見られる女体化すれば馬鹿になる表現と女性キャラの性的消費 - Togetterまとめ
このまとめにいくつか反論。
ワンピの主要キャラを女体化したら馬鹿になってて、女性を蔑視している!!
コミックのチラ裏でのことなので
僕には中の役者が余興で女装してるようにしか
見えませんでした。
さすがに、女性としての生い立ちを何一つ考えてないような
中身の無いキャラを劇中に出したら
僕でも覚めると思いますが、チラ裏なんでどうでもいいです。
そのコミックのチラ裏の方が作者の本性と言われても、
どうでしょうか。
ルフィ「オレは強い!」ナミ「助けて…(涙」くいな「女の子は男の子に勝てないの」ゾロ「天国のくいなのために強くなる」、、つらい
ナミはむしろそこまで誰にも頼らず一人で戦ってますよね?
あと仲間になる男メンバー達も
ほとんど同じパターンで泣いてますよね。
ルフィすら負けて大泣きしますよね?
ルフィはナミが女性だから
特別扱いするなんてことしてないですよ。
そもそも男女平等パンチを打ち
クルーに格差もつけないルフィが男尊女卑だというのは
わざわざそう見える部分のみ抜き出してるように思うのですが。
女性キャラが性を消費するような弱者、奴隷という立場で描かれている。
クルーで言えば、日常的にスケベなのはサンジのみですよね。
ナミは女の性を武器としてサンジを使い走りにし、
ジジイや敵を騙し、男を手玉に取る
かなり強い女性として描かれていると思います。
ロビンにしてもサンジを使う側だし、
みんなに守ってもらうどころか
クールで知的な立ち位置から、
ロビンがテーマでない話は全て皆を守る側の役目を果たしています。
男尊女卑どころか
僕から見たら男を手玉に取るような強い女性に
憧れこそするものですが、
なんで彼女らが弱い奴隷に見えるんですかね?
、、アーロンに捕まって利用されたりしてた時のことでしょうか?
だとしたらそこから解放される物語だったのでいいと思うのですが。
それとも色気を出してるというのがつまり、
「彼女らは尾田栄一郎に恥ずかしい衣装とスタイルにされている」
ということでしょうか?
とすると、峰不二子もドロンジョもダメなんでしょうが、
ジェンダーを気にしているであろうハリウッドも、海外ドラマも、ディズニーも
セクシーヒロインが全く出てこないなんてこともないのに、
パンチラすらないONE PIECEに対してだけ厳しすぎないでしょうか?
オカマの表現がひどい。とくにカマバッカ島の扱い。
イワもボンクレも充分カッコイイと思います。
カマバッカ島に違和感を感じなかったのは
サンジのトラウマを深めるための
デフォルメ表現に思えたからでしょう。
それ以外のクルーは深く関わっていませんし。
この程度のことでいちいちジェンダー気にするような
表現には思えませんでした。
いえ、性の不一致に悩むLGBTが20人に一人の割合、
クラスの知人に一人はいたであろうという話は知ってます。
知り合いがそうかもしれないというだけでも
現実でオカマを馬鹿にするようなことはないのですが、
ひとつの漫画に影響されることはありませんし、
「サンジがオカマを嫌い」なだけであって、
それはそういう役として認めてもかまわないし
「他のクルーはみんなオカマと仲良し」なのも素直に楽しめました。
あと、これを否定してる人みんなオカマなんですかね?
あるいはオカマの友人から話を聞いて代弁してるとか?
だとしたらこんなデフォルメ許せないとか
二度とONE PIECE読まないと文句を言うのは分かるんですが、
「きっとオカマの人はこれを見て傷ついてるに違いない!! ONE PIECE許せない!!」
と、勝手に思い込んでるだけだったら
かなり余計なお世話だと思うのです。
憶測だけど尾田栄一郎は男尊女卑でミソジニーで無邪気にまっすぐ育った成功者。進撃の巨人の諫山創はマイノリティで弱い側の人だから人が傷つくことを書かない。
漫画の見方も作者に対しても
ステレオタイプを当てはめて人格攻撃すると炎上しますよ。
差別偏見の話をしているわりには
その言葉で尾田栄一郎や諫山創は偏見だと傷つかないのでしょうか?
3億冊も売ってる国民的漫画の影響力を考えて欲しい。男尊女卑な思想を植え付けるのは危険。
敵側でそういう奴がいたら、ルフィがやっつけますし
クルーではサンジだけです。
そのサンジもナミやロビンを奴隷扱いしてるわけではなく、
逆に奴隷のように従っているだけです。
進撃の巨人をはじめ、ディズニーや海外ドラマなどジェンダーを意識した作品を心がけるべきだ。
ONE PIECEは聖書でも教科書でもありません。
ただの猥雑なひとつの任侠漫画です。
尾田栄一郎いわく常に15歳の自分に向けて描かれた漫画だそうです。
それに漫画はONE PIECEひとつだけではなく、多種多様な漫画があり
それぞれ沢山のキャラクターと沢山の思考や思想が衝突しながら描かれています。
生涯ONE PIECE以外の漫画もアニメも映画も見ないというのは問題ですが、
いろんなマンガや猥雑さも含めた多種多様な物語を読む人ほど
多様な価値観を受け入れる素養ができると思います。
無害の温室で子供を育てて
大人になって初めてエロやグロを知ってしまうほうが
むしろ危険ではないでしょうか?
七つの大罪 でカジュアルに性的暴行(あえてこう言う)が行われる事によって「セクハラ」しても許される!だってギャグだもんw胸もむ位で騒ぐなよwwエリザベスは許してるじゃんwwwみたいな空気が醸成されるのを本当に恐れてる。団長、それ普通に犯罪だから。
七つの大罪にそんな空気を作る力はありません。
男からしたらセクハラする奴は子供の頃そのアニメ見てなくてもやるし、
元からしない人は何十回見なおしても一生セクハラしません。
七つの大罪におけるエリザベスも誰にでもセクハラさせるならドン引きですが、
尊敬してる英雄の団長だからこそという関係性があります。
いろんなお色気アニメもある中、特別騒ぎ立てるキャラクターでもないです。
むしろアニメにまでビクビクして日常生活を生きてる人ほど
セクハラの被害に遭いやすいように思うので、
周りの目を気にせずナミみたいにぶん殴ればいいのですが
そういう問題はマンガやアニメをどうにかすれば
解決するような話ではありません。
ジェンダーに気を使う方が世界で売れる。今のONE PIECEが売れる日本の常識が異常で気持ち悪い。
常にアメリカやヨーロッパ(フランス除く)が正しくて日本が異常なんでしょうか?
その異常な日本の犯罪件数は年々減ってるぐらいなんですが
まあそれはともかく、
アメリカやヨーロッパのそういうロビー団体が目指してる社会って
まさにエログロを子供から徹底的にとうざけて、
日本のアニメもジブリとNHKぐらい、
といってもナディアやCCさくらはだめで
アメリカではドラえもんと、クレヨンしんちゃんですらだめで、
ジャンプも少女漫画も半分以上アウトで、
ハンターハンターもヒソカがいるから通らないだろうし
AKBも、ももクロも、ジャニーズもなく、
スパイダーマンとドラゴンボールとNARUTOだけOKとか
これまでのアニメや漫画、ゲーム文化つぶすような
そんな社会がいいんですかね?
僕は猥雑さが多少紛れ込んでる世界のほうが健全だと思います。
猥雑さがあるから犯罪が減るという意味ではなく、
どちらかというと、こういう猥雑さが許されるぐらい
他国と比べたら安全な国だという証明だからです。
もし、アメリカやヨーロッパが日本なみに安全な国だったら
そこまで厳しい文化の締め付けはなかったと思うんです。
猥雑な文化がどれだけ認められるかというのは
地政学や歴史と安全に基づくものであって、
今の世界基準は日本の安全と全く関係ないんです。
そして日本の漫画原作の邦画はCGの発達により単体で50億や
シリーズで90億稼ぐものも出てきて、
ハリウッドでもオール・ユー・ニード・イズ・キルが大ヒットしましたが
これらも無数の漫画市場があればこそ突き抜けてきたものであって
作家はいちいちジェンダーを気にする必要はないと思います。
日本だけで売れるドラゴンクエストやONE PIECEと、
海外で売れるファイナルファンタジーと進撃の巨人
その両方あってこそより多様な文化が作れるんじゃないでしょうか。
、という理屈はどうでもよくて。
根本的にこの方はどういう世界観と
コンプレックスをもっているのでしょうか?
マイノリティ、弱者というのはわかるのですが、
何か人生の不遇がONE PIECEのジェンダー論と重ならなければ
吐くほど気持ち悪くなるなんてことはないですよね。
ブサイクだとか、デブだとか、ハゲだとかチビだとか、
能力がないとか、自信がないとか、実績がないとか、女性だからとか
自分はマイノリティだから、
男尊女卑の日本では受け入れられないなんて思ってないですかね。
そうだとすると、最初の思い込みがそれを証明するための情報ばかり集めて
自意識が肥大化してコンプレックスとなり、
最初に信じた世界観を疑うことができなくなって
他人の言葉は全部コンプレックスを刺激して跳ね返すだけで
頑なに最初のたったひとつの世界観しか信じれなくなるそうです。
でも世界の見方はひとつじゃなくて、
自分が最初から勝手にそういうもんだと思い込んでるだけで、
相手によっては思いもよらないことを考えてたりもします。
そんなどうしても向き合いたくない自分のコンプレックスの、
その向う側にある最初の思い込んだ世界観、
潜在意識レベルのそれを書き換えようと、
この本に書いてあったのでオススメです。
ちょうど新年ですし
自分の疑いもしなかった世界観を書き換えてみたい
という場合にもいいんじゃないですかね。
なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践
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