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Someone's love story:Garnet 作者:幸見ヶ崎ルナ(さちみがさきるな)

▼17. 記者会見(Open to the public) ~会見~(2)

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会見場の出入り口は、エニタイのメンバーの対面側といめんにあった。

会場に入ろうとする社長とミカの姿に気付き驚いたメンバーの表情を見てとった記者たちは 背後を振り返ると、すぐさまカメラのシャッターを激しく切り始めた。

少し距離がある会見席にいてさえもフラッシュの光が煌々(こうこう)としていた。記者たちが騒ぎ出す前にと、ケリーさんがいつになく声を張って言った。

「お待たせしました。佐崎祥悟の伴侶となるミカの入場です。先程もお話したとおりミカは身重の身ですので、安全が確保できるよう道を空けていただけるようお願いします。」


祥悟は素早く席を立つと、二人のもとへ行き、社長からミカのエスコート役のリレーを受けた。ミカの手を祥悟の手に託しつつ社長は祥悟に耳打ちした。

「ごぉくん、しっかりやってさっさと片付けちゃってよ。終わったら、ごぉくんひとりで社長室に来て。」

社長の耳打ちに小さく頷くと祥悟は、ミカを伴って会見席へ戻った。

ミカが社長から弾き出すよう言われていた紗夢はミカが席に着く時にはもう立っていて、まるでレストランの優秀なウエイターのようにミカが座るとともに椅子をすっと押し入れてくれた。

こんな紳士的な紗夢を見るのは初めてだった。なんだか緊張するはずの会見席で嬉しくなってしまった。


…でも、そんな気持ちも記者を前に会見席に座ったらすぐに消えてしまった。

(…一体何をどうしたらいいんだろう?)

話すべきは自分なのだとわかっていても、どう切り出せばいいのかわからない…。ミカがしばし沈黙しているところへ計が助け船を出してくれた。

「皆さんお待ちかねのミカさん登場ですよ。
タレント業ではないにもかかわらずここまで来てくれたんですから、何でも聞いてあげてください。ごぉくんを守るためなら何でも答えるってミカさんはリーダーに言っていたそうですから。
―さあ、ミカさんも頑張って何か喋って。」


ミカは自分に水を向けてくれた計に感謝しつつ、記者達に話し始めた。


「本日は私ミカと佐崎祥悟のためにお集まりいただき本当にありがとうございます。
本来、皆様の眼前で何事かを申し上げるような立場ではないのですが、弊社社長からの後押しもあり突然ではありますが、こうしてお話させていただけることになりました。
こちらに足を運んでくださった各社・各局メディアの皆様、そして深夜にもかかわらずTVを見てくださっている、佐崎祥悟とエニタイを応援してくださるファンの皆様のご希望に添えるよう、できる得る限りご質問にお答えしたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。」


料理番組等でごくごく稀にしかメディアに登場しないにもかかわらず落ち着いた様子で会見に臨むミカと、突然会見場に現れた芸能界きっての敏腕社長への驚きのためか国会で野次を飛ばす議員のようにエニタイ5人に食ってかかっていた記者たちは、数分前とはうってかわってすっかりおとなしくなっていた。

何でも答える覚悟で出てきたミカは逆に困惑した。


(突然キャスティング外の人物がカリスマ社長つきで登場しちゃったんだもの。私が記者だったらやっぱり驚くと思う…。でも、もしも私への質問までに時間がかかるのなら、さっくん達がさっき答えそびれた質問に答える時間を取ってあげたい…。)

ミカは祥悟と自分が結婚できるかどうかわからないうちから記者会見に同席すると約束して自分達以上に未来を信じてくれていた4人が今全力で自分たちを守ろうとしていること、これまでエニタイがどんなに失敗しても『やり残し』はつくらずにきたことを大切にしたいと思った。そしてそう思えばこそ、記者からの質問がどんなに厳しいものであったとしても答えないまま放置して欲しくなかった。

(ああ、でもどうやってこのことを司会のケリーさんに伝えたらいいんだろう?)

隣りにいる祥悟に相談しようと記者たちから見えないように祥悟の膝上に置かれた右手に触れようとしたまさにその時、ミカの背後にいた紗夢はケリーさんのもとへ行き司会用のマイクを使って再び話し出した。


「もしミカさんへの質問がすぐに出ないのなら、僕らがさっきの質問に答えます。」

記者たちに異論がないことを見てとった紗夢は一旦下げたマイクを再び口元に持っていくと言った。

「…じゃあ、質問が出た順にまず愛本理生から答えます。」

紗夢に振られた理生が今度は慌てる事なく落ち着いた様子で答え始めた。

「…僕への最初の質問は『不倫状態だった二人に子どもを作ることを薦めたのか?どうしてそんなモラルのないことをしたのか?』…でしたよね。

…ごめんなさい、確かに僕がしたことはモラルのかけらも無い事でした。でも、顰蹙ひんしゅくを買うのを承知で言うと、その時の僕には悪い事だなんて意識は全然無かったんです。多分、ごぉくんとミカさんの側にいたら誰でも二人がずっと一緒にいられるようにしてあげたいと願ったと思うんです。
僕らが知ってるごぉくんとミカさんの結びつきはとても自然で強いものだったから。…すいません、あんまし答えになってなくて。」

理生はそう言うと自分が使っていたマイクを慈朗に渡した。


「…そうなんですよね。皆さんが僕に質問なさったとおり、ごぉくんとミカさんの関係は『年の差』とか『不倫』とか『スタッフとアイドルの関係』とか、僕らが不思議に思わない事自体が不自然なことばかりだったはずなんですけど、ごぉくんとミカさんが一緒にいる様子が『不倫』とか『モラル』とか、そういったことを忘れさせるくらいぴったりだったから、僕らは4人とも不思議に思わなかったんだと思うんです。むしろ、「ああそうか。」と納得したくらいでしたから。何て言うか…二人は『男と女の関係』を超えた『魂が繋がってる』とでも言えばいいのかな…そんな感じでした。まるで難易度の高いジグソーパズルのピースが山ほどある中から ぴったりはまる隣り同士のピースを見つけたみたいな感じですかね?

『モラル』を欠いた佐崎祥悟は皆さんがおっしゃっるようにおかしくなってたんです、きっと。でも、佐崎だけでなく誰でも…超絶真面目な人だってそうなってしまうような出会いだったんです。佐崎祥悟とミカさんの出会いは。」



ひとしきり話すと慈朗はケリーさんの隣りに立つ紗夢に視線を投げかけた。
慈朗の視線をキャッチした紗夢は、再びマイクを持って話し始めた。

「僕からも答えさせてください。愛本と佐崎の説明が同じなのは本当のことがひとつしかないからです。だから今 松野が話したことが愛本の説明と重なっていたこともそうですけど、どのメンバーが何回説明しても同じ話になるんです。…いや、同じ説明しかできません。だから、決して捏造ややらせの小芝居ではないんです。」

黙って頷きながら紗夢の答えを聞いていた計は慈朗に向かって手をのばし、紗夢が答える前に慈朗が使っていたマイクを受け取ると静かに話し出した。

「『モラル』とか僕らエニタイの『イメージ』からすればごぉくんが思いとどまるよう説得するのが僕ら4人の『正解』だったんでしょう。でも、二人の幸せが『本物』だってことが僕らには直ぐにわかってしまったから、そして、まだ華奢な子どもの時分じぶんからずっと一緒にいるごぉくんの幸せが僕らには一番大切だったから、僕らはごぉくんを応援してしまいました。

ごぉくんも言っていたようにミカさんはごぉくんのプロポーズを断り続けていて、僕ら4人が説得なんかしなければ今日の二人ははなかったでしょう。言い換えれば二人に『モラル』を欠く行動をさせた張本人は僕らなんです。だからごぉくんとミカさんではなく僕らを責めて下さい。
…そして実は僕ら以外にも二人を応援してくれている人がいるんです。リーダーがその人からのメールを読みますから聞いて下さい。」

『…ごぉくんの幸せが僕らには一番大切だったから…』という計の言葉に目を赤くしてうつむいていた祥悟は、紗夢が元旦那さんのメールを読むと聞き驚いた様子で顔をあげた。

ミカは今度は祥悟の手に触れて

(いいの。大丈夫だから。)

…と祥悟の瞳を覗き込んだ。

そんな二人から少し離れたところで紗夢は淡々と元旦那さんのメールを読み上げ、その後ぽつりと言った。

「本当に誰もごぉくんとミカさんの結婚で不幸になってないんです。だから、皆さんにも二人の結婚を祝って欲しいんです。」

すると会場の2箇所からパチパチと拍手の音が聞こえてきた。


ひとりはこの収録スタジオを所有するテレビ局で朝の情報番組を持つ大御所MCの蔵中くらなかさん、そして、もう一人は祥悟がキャスターを務めるニュース番組で一緒に仕事をしている他局の男性アナウンサーだった。


蔵中さんとエニタイは、エニタイがまだ売れていない頃からごく最近まで、深夜に差し掛かるバラエティー番組をやっていた仲だった。4年続いたその番組は忙しくなったメンバーにとって仕事でありながら安心しての自分を出せる『ホームグラウンド』のような番組だった。

遅咲きのエニタイは時間をかけて大ブレイクを果たし、お約束のとおりゴールデンタイムに看板番組を持つ話が持ち上がった。しかしながら、デビューから年月を重ねていた彼らは既に数本のレギュラー番組を持っていて、その数を増やすことはもはや不可能だった。そのため、エニタイ5人にとっては『不本意な突然』ではあったが、ゴールデンタイムの話を持ち掛けてきた局のレギュラー番組だった蔵中さんとの番組をやむ無く終了することとなった。

そんな風に番組が終わってからも変わらずエニタイを応援してくれている蔵中さんがわざわざ自分の番組のレポーターを買って出て会見場まで足を運んでくれていたのだ。

蔵中さんは昔馴染みのケリーさんに向かい すっと手を上げると穏やかに話し出した。


「ごぉくん、ミカさん。ご結婚おめでとう。本当に良かったね。

まずはごぉくん。

…びっくりしました。

ごぉくんに限らずエニタイのメンバーはでっかい仕事をすればするほど『いい顔』になるのが常だけど、ここのところ一際ごぉくんが輝いて見えて(あれっ?)と思っいたところでした。
お子さんも出来るそうだし、これまで以上に頑張って。

そしてミカさん。

番組に出す料理のスタイリングで何回かお世話になりましたね。

皆さん ミカさんはね、気配り満点なんですよ。番組に来る度に差し入れてくれるものが、いつもさりげなく僕の持病を考慮した仕様になっててね。…だからミカさんが番組に来る時僕は食べ物に関してストレスフリーになれるんでとても幸せなんですよ。愛本らーくんが言っていたとおり本当に優秀なスタッフさんです。あの有名な社長さんが自らエスコートするのもわかります。
あなたもエニタイ同様、ワーカーホリックっぽい人だけれど、くれぐれも無理はしないで元気な赤ちゃんを産めるようにね。

ごぉくんの子どもは僕にとっては孫同然だから、しかとこのジイの願いを聞いて下さいよ。

…それから、もう一人僕の知り合いからのメッセージを伝えます。

先程リーダーのさっくんが読み上げたメールの差出人のミカさんの元ご主人からです。
スペインでベンチャーに取り組む面白い方で、以前から番組を通じてご縁があったんで、ここに来る前国際電話をかけてきました。

メールにあったとおりごぉくんとミカさんの間に生まれる赤ちゃんも心待ちにしているけれど、実は一番安心したのは自分と離婚したミカさんがようやくごぉくんのもとへ嫁げるようになったことだとおっしゃってました。元妻が家族と離れずっと一人ぼっちになることが一番の心配だったそうだから…。
だからごぉくん、絶対ミカさんを守ってあげてね。スペインにいる元ご主人に代わって僕からのお願いです。」

全く気づかなかった元旦那さんの心配を知り、今度はミカが泣きそうになった。そんなミカの小さな手を今度は祥悟がぎゅっと握った。


そしてマイクは、大御所蔵中さんからもう一人の拍手のぬしで、祥悟と一緒に他局のニュース番組に出ている男性アナウンサーへ移った。

このアナウンサーは実を言えば祥悟の大学の先輩で、互いの自宅を行き来したり、数年前アナ宅に生まれた双子の誕生を祝ったりする仲だった。

「佐崎キャスター、ご結婚おめでとうございます。
まずはプロポーズの言葉と結婚指輪をお願いします。」

さすがに優秀な局アナだ。定番の情報は外さない。

何もかも話すと決めていた祥悟は気恥ずかしかったが、指輪をつけた左小指を高く上げ、ミカへのプロポーズの言葉を口にした。

「『一生オレの面倒みてください。今の中途半端な形はやめにしてずっと一緒にいたいんだ。オレと結婚してください。』と言いました。…長い文章の饒舌なプロポーズですが、僕は決して忘れません。

初めのプロポーズの時ミカに見せた指輪は、今僕の指にあるサファイアがついた方がミカ用で、今ミカの胸元にあるガーネットがついたものが僕用でした。ミカが妊娠し、ようやく僕のプロポーズを受けてくれることになった時のミカたっての希望で、ミカが僕の誕生石のついた紅い指輪を、僕がミカの誕生石のついた蒼い指輪を身につけることにしたんです。…二人とも左薬指ではないけれど、これが僕らの結婚指輪です。」


祥悟の答えを聞いた計はシナリオどおりの展開に思わずしたり顔になると、計の隣りに新たに用意された椅子に座っていた紗夢の肩を『ドンっ!』と強く拳で叩いた。

紗夢は眉根にしわを寄せ(うっ…)と声を飲み込み静かに耐えていたが、計の攻撃音は鈍くも会場に響いてしまい、計は件の男性アナウンサーに、

「どうしました、仁藤さん?」

…と逆指名されてしまう始末だった。

いたずらを戒められるような状況も計にとっては『どこ吹く風』で、水をすくうように丸く形づくった手のひらで口を覆い、笑い過ぎて口にたまったよだれをすすりつつ肩で息をし体を前後に揺らしながら、

「くぅーっ…なんでもありません。」

…と言った。

面白くってしょうがない時の計が普段見せる仕草だった。


会見場の入口で様子を見ていた社長は、エニタイとミカが苦境を乗り切り、会見がプロポーズや結婚指輪の話などいわゆる普通の流れに戻った事を確認するとケリーさんに目配せで合図を送り、ひと足先に事務所へ戻っていった。

会場では披露宴やこれからの新婚生活への期待、産まれてくる子どもの性別は男と女とどちらがいいのか…など次々にくる定番の質問に、時には顔を見合わせながら二人で答える祥悟とミカの姿があった。

会見が始まって1時間が経過しようとした頃、記者と祥悟達のQ&Aを見守っていたケリーさんは会見の終了を告げ締めの挨拶を始めた。祥悟とミカにも、メンバー4人にも、ケリーさんにも、長い1時間だった。

「残ったご質問については書面にて対応させていただきますので弊社まで質問状をお送り下さい。祥悟とミカが最優先で回答を用意できるよう私どもスタッフもベストを尽くしますので。
それでは最後に祥悟とミカから一言ずつ。」



祥悟とケリーさんの視線を受けてミカが話し始めた。


「本日は本当にありがとうございました。ここにいらっしゃる皆さんとTVで会見を見守って下さったファンの皆さんにお礼を申し上げます。

ファンにとってアイドルが結婚するなんてショックに違いないでしょうに、『6人目のエニタイ』の皆さんは発表後すぐの公開収録からごぉくんを手離しで祝福して下さって、私は皆さんがどんなにごぉくんを大切に思っているかを痛いくらい感じました。

私はこれまでもこれからも皆さんと同じ『6人目のエニタイ』です。
5人を愛するファンであり、彼らの食を支えるスタッフでもある『6人目のエニタイ』―。これからはそこに『ごぉくんの家族』という顔が加わります。

5人が話す何気ない家族とのエピソードで私も穏やかな気持ちをもらってきました。これからはエニタイの一員であるごぉくんの家族として、ごぉくんが日々を穏やかに過ごすことができ、仕事に邁進できる家庭を築いていきたいと思います。そして、時に皆さんがほっこりと温かい気持ちになれるようなエピソードがごぉくんの口からぽろっとこぼれ落ちて、皆さんに『幸せ返し』ができたらいいなぁ…なんて思います。

私と『家族』になってからのごぉくんが今まで以上に皆さんのご期待にそえるよう公私両面で彼を支えていく事を約束します。これからも佐崎祥悟とエニタイを宜しくお願い致します。」

深々と頭を下げるミカが再び顔を上げたことを確認して祥悟は会見を締める挨拶をした。

「今日は本当にありがとうございました。
…本当に今日は自分の私生活についてたくさん話しました。
こんなに話したのは僕自身初めてのことですし、こんなに話してしまったアイドルなんて前代未聞ですよね。…メンバー4人の分の話を合計したら、ギネスに載るほどの文字数に違いありません。帰ったら社長に怒られそうです(笑)。
僕は皆さんがよくご存知のとおり予定調和をこよなく愛し、自分の主義にもこだわる融通が利かない不器用な男です。
そんな僕もミカと出会ってから色々な場面でこれまでこだわってきたことを自らかなぐり捨てることがありました。今日の会見でこれまでずっと見せないようにしてきたプライベートを洗いざらい格好悪いくらい話したこともそうですし、まだ結婚している人だったミカにプロポーズしようと決心した時もそうでした。…きっと何よりも大切な人を見つけたからなんです。

ミカがいるから僕がいる―。
僕自身にとって大切なこの事実をわかって頂いた上で、これからも僕とエニタイを応援していただけたら幸せです。
本日は本当にありがとうございました。」

祥悟とミカはケリーさんに先導され、会場を後にした。

祥悟は自分の前を歩くケリーさんのスーツの背中が汗で色濃くなっていることに気づいた。いつも冷静で動じないケリーさんも今回ばかりは大変だったに違いない。
謝るのか労うのか身の処し方を決めきれないままケリーさんの後ろを歩くだけの祥悟にケリーさんは言った。
「…うん、確かに今日は『喋り過ぎたアイドル』だったね、ごぉくん。僕は変な汗で背中がびっしょりだよ。」

歩みを止め振り向いたケリーさんに何か言おうと口を開きかけた祥悟にケリーさんは言った。

「―でも、いいんじゃないかな。ここまで喋ればこれ以上追求されないだろうし、ごぉくんもミカもサミー達4人も真実を言ってるんだし。」

涙腺がおかしくなってしまったのか祥悟はまたしても泣きそうになった。泣くのをこらえてケリーさんの懐に入り肩を抱き合ってハグをした。…ケリーさんの背中は本当に汗だくだった。


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