【フィギュア】中２樋口新葉、全日本Ｊｒ．女子初優勝
2014年11月25日6時0分 スポーツ報知
フィギュアスケートの全日本ジュニア選手権最終日は２４日、新潟アサヒアレックスアイスアリーナで行われ、女子は１３歳の樋口新葉（わかば、東京・日本橋女学館中）がショートプログラム（ＳＰ）に続いてフリーも１位となり、合計１８７・９５点で初優勝した。坂本花織（神戸ク）が１６８・８２点の２位。男子はＳＰ首位の１６歳、宇野昌磨（愛知・中京大中京高）がフリー２位の合計２１０・７２点で初制覇。フリーで１位の山本草太（邦和スポーツランド）が２０２・５０点で２位だった。
身長１４７センチと小柄な樋口は初Ｖに「気持ちが込み上げてきた」と感極まった。２位・坂本に１９・１３点差をつけ、２人の世界選手権金メダリスト、浅田真央（中京大）や目標とする安藤美姫さんに並ぶ中学２年での制覇を飾った。高難度の３回転ルッツ―３回転トーループで幕を開け、５種類の３回転ジャンプを成功。５０メートルを７秒１で走り、縄跳びで三重跳びもできるという新鋭は、昨年の８位から躍進した。