40ヵ国から100名の若者が集結する世界若者農業サミット
農業に対して若者の目が向かない。農林水産省によれば、日本における平成25年の農業従事者の平均年齢は66.5歳と、高齢化の状態である。しかし、世界の人口が増加を続けるなか耕作可能地の拡大は見込めず、食糧の安定供給という意味で、農業はその意義や価値を増していくだろう。
このような状況において、農業の未来を担う若者に焦点を当てた取り組みが生まれている。ドイツに拠点を置くグローバル企業、バイエル クロップサイエンス社は2015年8月に第2回世界若者農業サミットをオーストラリアのキャンベラで開催する。40ヵ国から100名の若者がアイデアを共有し、ひとつの目標に発展させることが目的だ。
サミットのテーマは「Feeding a Hungry Planet(地球レベルでの食糧安定供給について)」。現在、参加者を募集しており、テーマについて英文エッセイを書くことで、応募できる。応募期間は、2015年1月30日(日本時間2015年1月31日20時)まで。審査を通過すれば、バイエル クロップサイエンス社が参加者の旅費や滞在費を負担し、サミットに参加することができる。
今回、世界若者農業サミットについて、同社執行役員 マーケティング本部長を務める坂田耕平氏(34)に話を聞いた。坂田氏は、一橋大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社のアソシエイト・プリンシパルを経て、農業(農薬)業界に移ってきた人物。
マッキンゼー時代には、製薬や半導体、消費財、小売などさまざまな業種のプロジェクトにかかわり、事業戦略、M&Aの支援などにも携わった。最終的にはマーケティングに落ち着いた坂田氏。さまざまな企業から転職の誘いがあったというが、「農業」が琴線に触れた。会社員として農業にかかわる機会があまりないことや、個人的に食に関心を寄せていたことも転職理由だというが、それ以上のきっかけがあった。
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