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国立大学の交付金 実績で重点配分へ
12月31日 7時30分

国立大学の交付金 実績で重点配分へ
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文部科学省は、国立大学を世界最高水準の教育研究拠点とすることや、人材育成などで地域活性化の中核とすることなどを目指し、こうした分野で実績を挙げたと評価された大学に交付金を重点的に配分する方向で検討を進めています。

国が毎年度、国立大学に交付する「運営費交付金」は、各大学の人件費などに充てられていますが、文部科学省は交付金をそれぞれの大学の強みを生かす形で役立ててもらおうと、再来年度から配分の在り方を見直すことを検討しています。
具体的には、それぞれの国立大学が、▽あらゆる分野で世界最高水準の教育研究を目指す、▽特定の分野で世界的な教育研究を目指す、▽人材育成などで地域活性化の中核となるの3つのうち、いずれかを選びます。
そのうえで、論文が引用された数や、地域から求められる人材育成への貢献度などの指標を基に、実績を挙げたと評価された大学には国が交付金を重点的に配分する方向で検討を進めています。
文部科学省は、各大学の実績の具体的な評価方法など交付金の配分見直しの詳細を来年半ばまでにまとめたいとしています。

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