金額はいくらにすべき?「お年玉にまつわる疑問」解決法4つ
子どもの頃もらって嬉しかった“お年玉”。大人になり所帯を持つようになったら、今度は渡す番です! みなさんは、“誰に渡すか”、“いくら渡したらいいのか”など悩むことはありませんか?
Q&Aサイトを見ると、これらのお悩みを持たれる方というのは結構多いことがわかりますが、明確な基準がないだけに難しいですよね。
そこで今回は、ミニマル+BLOCKBUSTERさんの著書『イラストでよくわかる 日本のしきたり』などを参考にしながら、知っておいて損はない“お年玉”のこと4つについてご紹介します!
■1:お年玉は誰に渡すもの?
子どもが楽しみにしている“お年玉”。ところで、“お年玉”は誰に渡すものなのでしょう?
同著によれば、
<お年玉は両親から子どもへ、また甥や姪など親戚や親しい間柄の知人友人の子どもに渡すのが一般的。あまり親しくない場合、かえって気を使わせることにならないか配慮しましょう。>
とのこと。お年玉を渡す範囲って、みなさんお悩みの種ですよね。“親しい間柄”であるかがポイントのようです。新年に毎年顔を合わせるような付き合いをしている家族の子どもなど、渡す基準を持つといいのかもしれませんね。
■2:上司の子どもにお年玉を渡すのはNG!
年始回りで上司や目上の人のお宅訪問。その際に、それらの人の子どもに“お年玉”を渡すのはNG。お年玉とは目下の人へ渡すものなんだそうです。
それでもお世話になっている上司などの子どもに渡そうと思う場合は、
<(略)「お年玉」として渡すのではなく「文具料」「図書料」などとして渡す方法もあります。>
とのことです。知らずにやってしまいがちなパターンですので、注意しましょう。
■3:お年玉の金額は子どもの1月のお小遣い程度で
「いくら渡したらいいの?」というのも、お悩みのひとつですよね。
<金額はその子どもの1か月のお小遣い程度。親同士であらかじめ話し合うのもいいでしょう。>
話し合うことは大切ですが、話し合うにしても難しく感じられるのが、義理の親戚関係ではないでしょうか。そういう場合は、夫に直接話してもらうなどストレスをためない工夫をしたいところです。
■4:新札で渡すべし!
新年を祝うおめでたい行事なので、お年玉は新札で渡すのが望ましいようです。
年末年始は銀行の窓口もお休みに入ってしまいますし、年末は混むことも予想されるので、早めに準備をしましょう。なお、2014年〜2015年は、12月31日から1月4日まで窓口休止期間になるところが多いようです。
以上、知っておいて損はない“お年玉”のお悩み解決法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
このほかにも、親がいるときに渡すようにしたり、もらったらしっかりお礼を言わせたり、その場で開けさせないようにしたりすることなどもポイントなのだとか。子どもにはお年玉を通じて、マナーやお金の有難みを教える機会にしたいものですね。ご参考にしてみてください!
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【参考】
※ ミニマル+BLOCKBUSTER(2013)『イラストでよくわかる 日本のしきたり』(彩図社)