県は19日、空間放射線量をはかるため、双葉町郡山に設置しているモニタリングポストで、一時的な線量の上昇があったと発表した。ポストは東京電力福島第一原発から北北西約3キロの場所にある。
県放射線監視室によると19日午後1時半、毎時1・101マイクロシーベルトだった同所の放射線量が、20分後に同1・195マイクロシーベルトに上がった。規制庁が設置している他の可搬型モニタリングポストでも、原発から北北西の方角で同0・03マイクロシーベルト程度の線量上昇が見られたという。
県は「雨の時には毎時0・1マイクロシーベルトの自然変動はあるが、今回は雨が確認されていない」として、原因を調べるという。19日午後6時では、双葉町郡山の放射線量は同1・163マイクロシーベルトに下がっている。
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