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エネルギーミックス策定へ 議論年明けに
12月26日 14時20分

宮沢経済産業大臣は閣議のあとの記者会見で、再生可能エネルギーや原子力、火力などの電源ごとに将来の導入目標の割合を示す、いわゆるエネルギーミックスの策定に向けた議論を年明けから始める考えを明らかにしました。

エネルギーミックスは、福島第一原子力発電所の事故後、再生可能エネルギーや原発をどのように活用して将来の電力の需要を賄うかを示すもので、日本の温室効果ガスの削減目標も左右するため注目が集まっています。
これについて宮沢大臣は26日の閣議のあとの会見で、原発の再稼働に向けた動きが進んでいることなどを踏まえ、年明けから有識者会議を設置しエネルギーミックスの策定に向けた議論を始める考えを明らかにしました。
そのうえで宮沢大臣は「原発の依存度を可能な限り低減する一方、安全が確認された原発は再稼働を進めていく。再生可能エネルギーは最大限の導入を目指し、総合的に判断していく」と述べました。
ただ、エネルギーミックスを策定する時期について、できるだけ早くまとめると述べるにとどまり、具体的なめどを示しませんでした。

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