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【サッカー】

<首都スポ>日大藤沢PK戦制す

2015年1月1日 紙面から

日大藤沢−徳島市立 PK戦で6人目のシュートを止める日大藤沢のGK小菅=ニッパツ三ツ沢球技場で(戸田泰雅撮影)

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◇全国高校サッカー1回戦

 日大藤沢、PK戦勝利で初戦突破−。サッカーの第93回全国高校選手権は31日、各地で1回戦15試合を行い、7年ぶりの出場となった日大藤沢(神奈川)はPK戦の末に徳島市立を破り、2日の2回戦に駒を進めた。エースのFW田場ディエゴ(3年)が1得点し、PK戦のために投入された2年生GK小菅陸が最後の一人を止め、PK戦4−3で逃げ切った。流通経大柏(千葉)は終盤に3−3と追いつき、PK戦8−7で作陽(岡山)に辛勝した。国学院久我山(東京A)、矢板中央(栃木)、山梨学院大付も初戦を突破。初出場の昌平(埼玉)は米子北(鳥取)に惜敗した。

 正GK鈴木と控えの小菅は同じ2年生でライバル同士。だが、特長こそ異なるが、互いに認め合ってもいる。PK戦突入必至の後半ロスタイム、交代時に正GK鈴木が「ごめん。頼んだ」と言うと、ピッチに入る控えの小菅は「気にするな。任せろ」と答えた。

 「旬の選手を使うと決めていた」という佐藤監督は練習でPK阻止が絶好調の小菅を迷わず投入した。日大藤沢は3人目と4人目が外してしまう絶体絶命のピンチに追い込まれたが、「緊張するかと思ったけど、なんか全国の舞台に立っていると思うと笑えてきた。自分を信じようと思った」と言う小菅が真価を発揮する。プレッシャーから徳島市立の4人目が枠を外し、5人目のそれもバーをたたき、イーブンとなると、最後の6人目は読み通り左に飛んできっちり止めてみせた。

 佐藤監督の「旬」の見極めは小菅だけではない。8月以降、「自分のことしか考えないでドリブルで突っかけてカウンターを受ける」(同監督)という失点を繰り返し、練習試合でも先発がなかったエース田場をスタメン起用。「チームのことを考えてプレーするようになった」と選手権直前に内面の変化を感じ取ったからだった。その男が抜てきに応える。後半30分には2点目となるドリブルからのDF股抜きゴールを決めてみせた。

 「今日は小菅(で勝った)。自分はヒーローになりそこねたけど、もっと上(勝ち進んだところ)で活躍します」と田場。旬の両雄の活躍で日大藤沢は目標の全国制覇に一歩近づいた。 (荒川敬則)

 

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