2015.1.1 05:05(2/3ページ)

隠し球だ!巨人、152キロ県岐阜商・高橋をドラ1最有力候補に!

巨人は、右上手から最速152キロの速球を投げ込む本格派の高橋をD1位の最有力候補に挙げる。まだ全国区ではない“隠し玉”だが、ツインズを含めて早くも争奪戦の様相だ

巨人は、右上手から最速152キロの速球を投げ込む本格派の高橋をD1位の最有力候補に挙げる。まだ全国区ではない“隠し玉”だが、ツインズを含めて早くも争奪戦の様相だ【拡大】

 昨秋のドラフト1位で将来の主砲候補、岡本(智弁学園高)を獲得した巨人が2年連続で高校生の“金の卵”をつかみ取る。強固な先発陣の構築を目指して、本気で動き出した。今秋のD1位の本命に挙がっているのが“美濃の剛腕”県岐阜商高の高橋だ。

 「1位指名候補に確実に入ってくるのは、県岐阜商高の高橋と駒大の今永。中でも、高橋に注目している。他のドラフト候補と比べると頭一つ抜け出ているし、まだまだ成長すると思う」と球団関係者が明かした。

 現状では全国区とはいえない“隠し玉”的な存在だが、将来性は十分。1メートル83、76キロのスラリとした体からオーバースローで投げ込む最速152キロの速球は伸び、切れともに威力抜群だ。

 2年生エースとして背番号1を背負った昨夏の岐阜大会では、準決勝で敗退。昨秋の東海大会では、4試合33イニングを投げて、自責点1、35奪三振で準優勝に導いた。これまで甲子園の出場経験がなかったが、今春のセンバツ出場は確実となっている。

 1年時から直球は140キロ台中盤をマークしていたが、東海大会では球場表示で何度も152キロを計時した。巨人から派遣されていた藤本茂喜スカウト部主任(50)も目撃したという。

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