そういえば去年書いたなと思い出したので今年も書きます。
Editorial
バージョン: 1.1.1
カテゴリ: 仕事効率化
現在の価格: 700円(サイズ: 38.6MB)
販売元: Ole Zorn
リリース日: 2013/08/15
iPhone/iPadの両方に対応
今年はやっぱりこれ。Pythonの開発実行環境を内蔵したテキストエディタアプリ。たくさん記事を書きました。
EditorialのWorkflowを連日作っていた頃はワールドカップ開催中で、日中欲しい機能をメモっておいて、夜中試合の合間に作るのが日課になっていました。
残念ながらiOS8には未対応でかなり不安定です。その為現在はメモ書きを他のアプリでやっています。
同開発元のPythonistaや、まだリリースされたばかりですが、それらと連携の取れるWorkflowも最近よく使っています。PythonistaはiOS8対応版が現在ベータリリースされていてTestFlightでテスト中。新機能より早く動作を安定させて欲しい。通信をするスクリプトを実行すると3回に1回は落ちます。
公開したワークフローは先日ツイートしたのが2つだけ。まだ人が作ったものを試すのが楽しい段階です。モジュール化してワークフローを繋げたりとか色々やりたい。基本的にソースを簡単に処理してエクスポートするだけのものなので、込み入った事は連携可能な外部アプリに任せる形になっています。
Drafts 4 – Quickly Capture Notes, Share Anywhere!
バージョン: 4.0.6
カテゴリ: 仕事効率化, ソーシャルネットワーキング
現在の価格: 1000円(サイズ: 10.1MB)
販売元: Agile Tortoise
リリース日: 2014/10/15
iPhone/iPadの両方に対応
去年一番使ったアプリDraftsのリニューアル版。別アプリとしてリリースされています。期待値が高すぎた為に、その制限の多さにがっかりする所もありました。なんだかんだとアクションを作っていったらやっぱり便利なアプリではあるのですが。
Draftsは以前からURL経由のアクション実行にパスワード制限をかけられたり、セキュリティ対策に気を使ってきました。考えてみればDrafts 4の制限は自然なことなのかもしれませんね。もしアクションのScriptから通信できたら個人情報を奪う事も可能です。便利な機能の裏で通信すれば気付かれる事も無いでしょう。App Storeと違って審査もありません。
EditorialがiOS8で不安定なので、現在はこれでメモ書きをしています。アクションは通信が使えないのでPythonistaに頼ることが多いです。そのPythonistaも不安定でストレスが溜まる。
スクリプトで処理できるメモアプリというのが少しずつ増えてきています。日本だとDraftPadの後継アプリのTextwellがある。
あとは1Writerが最近のアップデートでアクションにJavaScriptを使えるようになりました。UIまで作れるし、XMLHttpRequest的なものも用意されていて面白そうです。Drafts 4にはできないアクション実行後に範囲選択されたテキストを置換することも可能。独自拡張でTodo機能も付いています。ほとんど使っていないので使用感は書けませんが中々面白そうです。
拡張キーボードからアクションの実行ができるので、面倒なアクション実行までの操作も気になりません。アクションから内蔵ブラウザにアクセスする事もできます。Drafts 4みたいに公式サイトにアクションディレクトリもある。あまり賑わってませんが。
Editorialのアップデートがまだ先なのは目に見えているので移行するのもありかなと。独自拡張のオブジェクトがあってアクションのベタ移植ができず、移行が面倒ではあります。
その他定番アプリ
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
現在の価格: 500円(サイズ: 20.9MB)
去年に引き続きカレンダーアプリはこれ。今年も色んなアプリがリリースされたと思うのですが、変わることはありませんでした。アプリの連携に組み込んでいるので変え難いというのもありますが。URL経由で連続登録が便利です。
自然言語入力できるものが増えたので選択肢は広がりましたね。Calendars 5はかなりお勧めです。
こちらも去年から引き続き。リマインダーアプリです。今ではEditorialでやるようになったタスク管理。Workflowを使ってタスクから登録しています。繰り返しのタスクに対応していないので作りたい気もする。一度設定したらもう触る事は無いので優先度はかなり低いですが。
タスクの実行時に必要な処理を行う為の仕組みを作るというのが最近やりたい事です。例えば毎晩日記を書くなら、タスクを実行すると天気やその日の主な出来事等をネットから取得して、日記アプリを起動して貼り付けるとか。終了時には所要時間を記録できるようにしてもいいですね。日記書きませんが。
こういうアプリは探せばあるんでしょうが、自分で作るのが楽しかったりもします。
Unit Kayアプリ
去年も書きましたがUnit Kayさんのアプリが好きです。MyShortcuts+ViewerのTodayウィジェット対応からのMyMemoへの転身なんかは頼もしい限りでした。iWorkspaceやMyFindを含め、残念ながら今後のアップデートは期待薄ですが今後も使える限りは使います。新規アプリとしてリリースしたら案外簡単に審査通ったりして。
Todayウィジェットにメモを表示するアプリ。HTMLが使えるのでやりたい放題。重宝しています。Appleがどう言おうが、ずっと以前からこういう使い方をiPhoneでしたかったんですよ俺は。
検索アプリ。もちろんただの検索アプリではありません。iOS8では多少の不具合がありますが十分に使えます。
ランチャーアプリ。もちろんただアプリを起動するだけではありません。通知センターを使った擬似的なコールバックはアプリ連携の選択肢を大幅に増やしてくれました。アプリの連続起動は素晴らしいアイデアです。
あとがき
今年はEditorialとDrafts 4がメインでした。欲しいものをPythonで作れるようになったのが成果です。効率はともかく、とりあえず動くものが書けるようになった。
App Storeの審査基準の迷走はまだ続いています。削除要請を受けてTodayウィジェットを削除したDrafts 4が翌日新たなウィジェットを搭載してアップデートしたりで、もうよくわかりません。以前との違いは、単にアプリを起動するopenボタンが無くなったのと、最近編集したドラフトが3件開けるようになった所。単にアプリを起動する機能が禁止になるだけなんだろうか。drafts4://
とdrafts4://create
にそこまで違いがあるとは思えませんが。
来年はまずWorkflowと1Writerを快適に使えるようにしようかと思っています。EditorialやPythonistaのアップデートがあればそちらに戻るでしょう。