今日の言葉

ありったけの屁理屈を言う神経症者

以前、たかが雑用をするのに、永平寺の修行まで出して説明した神経症者がいた。連日の神経症者の私の掲示板への書き込みを見ていても、森田療法だ、行動療法だの屁理屈の連続で、さっぱり動かない。

我々の身の回りで、誰が森田療法、行動療法を言っているだろうか。子供なんか、カバンを放り投げて公園にすっ飛んで行く。これが健康な子供の姿であり、森田療法を子供が言い始めたら、この子供はとてもまともな大人には育たないであろう。

基本的に、健康な人は子供も大人も違いがないのです。分けの分からない事を言うより、直ぐ何かをしたい。健康な人はじっとしていることが出来ないし、動いていた方が気持ちが良いのです。

特にこの師走は、長時間会社にいて、帰ってくれば暮れと正月の準備をしなければならない。時間はいくらあっても足りないほどで、大したことをしていないのにもう夕暮になっている。
”チクショウ、何故俺はこんなに忙しいのだ”と叫びたくなるほど雑用の山だ。

この単純な雑用の処理と、高級な頭脳の動作は全く同じなのです。
何の風向きか、最近、大学で真面目に学ばなかった斎藤は、有機化学、生化学の最新の教科書を買ってきて、改めて勉強をし直した。私が卒業して以来、この分野の発展も素晴らしいもので、分子の立体構造が良く見えるようになった。

教科書には例題が沢山出ていて、学生の頃は一つも手を付けなかったが、今は全部自分で解いている。解答の本は別に出版されていて、これは原文は英語でアマゾンで3,000円で購入した。この本を見ながら、一つ一つ丁寧に正誤を確認している。

この年をして何をやっているのかと、本人も他人も思うが、ただやることが楽しい。知識欲に火をつけるからでしょう。
今日も、異性の友達が出来たかどうかを云々している人とは、雲泥の差と言うか、狂気と正気の違いです。



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