UPDATE 1-国と地方の法人実効税率、15年度32.11%・16年度31.33%=15年度税制改正大綱
(内容を追加しました)
[東京 30日 ロイター] - 自民党税調は30日、法人税改革ついて、国と地方を通じた法人実効税率(現行34.62%)を2015年度に2.51%引き下げ32.11%に、16年度には計3.29%下げ31.33%にするのを柱とする15年度税制改正大綱を決定した。
法人税率を見直すのは企業収益を拡大させ、賃金上昇につなげる好循環を図るためだ。
大綱では、16年度以降の税制改正でも20%台まで引き下げることを目指し、改革を継続。課税ベース拡大などで16年度の税率引き下げのさらなる上乗せを図ると明記。20%台への引き下げについて「15年度を初年度とし、以後数年で、法人実効税率を20%台まで引き下げることを目指す」と記した。
経済の好循環を実現するため、15年度は税率引き下げを先行させる。表面税率は現行の25.5%から23.9%に引き下げる。
来年度の大綱では、消費税率10%引き上げの時期について「17年4月」とし、景気判断条項は付さないことも盛り込んだ。消費税の軽減税率制度については17年度からの導入目指し、早急に具体的検討を進める考えだ。
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