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橋下氏「僕はゴジラじゃない」、反都構想の堺市長を「泡沫候補」扱い 大みそかまでツイッターで批判展開
大阪都構想をめぐり、公明党の協力をとりつけ住民投票までの道筋を付けた大阪維新の会代表の橋下徹氏(大阪市長)は、大みそかの31日の朝から、自身のツイッターで都構想に反対する自民、民主、共産党への批判を展開した。フォロワー(読者)とのやりとりの中で、批判の矛先を反都構想を掲げて維新候補を破り再選した竹山修身堺市長にも向け、「政党の応援がなければ泡沫(ほうまつ)候補」とこき下ろした。
平成25年9月の堺市長選を振り返り、竹山氏が「都構想が実現すれば堺がなくなる」と訴えたことに対し、「堺市役所が抜本的に造り直されるだけです」「僕らはゴジラじゃないんで、街は潰しません」と反論。自民、民主、共産が竹山氏の支持に回ったことに言及し、「何より凄(すご)いのは、竹山現堺市長の勘違い。前回の堺市長選挙は、自分の力で勝ったものと本気で思っているらしい」と揶揄(やゆ)。「政党に見放されないように」と“助言”した。
また、今年12月に発足した反都構想の政治団体「府民のちから2015」について、旗揚げに関わった竹山氏や前大阪市長の平松邦夫氏らの名前を挙げ、「この絵づらは凄すぎる。守旧派そのもの」と論評した。