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【「正論」懇話会2014】
集団的自衛権…安倍首相「安全への備えが抑止力になる」(7月19日、下関市で開催)
【まち・ひと・しごと創生本部】
最も大きな可能性を秘めているのが個性あふれる地方だ。ふるさとを単に守るだけでなく、むしろ攻めていく必要がある。そのために、私が先頭に立ち地方の創生を進める。
(日本を訪れる)外国人観光客の1千万人の目標を達成した。次は2千万人を目指す。2020年はオリンピックがあるので、全国の地域で、世界から観光客を呼ぶ競争をしたい。
人口減少の克服も大きなテーマだ。50年後に1億人を維持する野心的な目標を掲げた。これまでの少子化対策と次元の異なる大胆な施策を検討していく。
【集団的自衛権の行使容認】
7月1日に新しい安全保障法制度のための基本方針を閣議決定した。安全保障に関する政府決定の中で最も重い決定だった。現在の憲法の基本的な考え方は今回の閣議決定でも変わることはない。海外派兵は一般には許されないという従来の基本方針は変わっていない。日本が戦争をする国になったとの批判があるが、あり得ない。安全への万全の備えが抑止力になる。
議論すべきことは、ただひとつ。国民の命と平和な暮らしを守るため、現憲法下で何をすべきかということだ。これからも国民の皆様に丁寧に実態に即した現実的な説明を行っていく。
【地球儀を俯瞰(ふかん)する外交】
私は月1回以上のペースで海外に出かけてきた。すでに42カ国を訪問した。今年4月にオバマ米大統領が来日した。民主党政権で崩れかけた日米関係は復活するどころか、かつてないほど強固になった。
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