正月料理の１番人気は雑煮と日本酒－。全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）が実施した正月料理と和食に関する調査で、正月に食べる料理を雑煮と答えた人は７割を超え、６割台のおせちを抑え、最も多かった。手軽さとおいしさで支持を集めたようだ。

　調査対象は２０代から６０代。お餅は６割台で２位だった。正月に飲みたいアルコール飲料は、日本酒が４４・９％でトップ。ビールが２９・０％で続き、「シャンパンやスパークリングワイン」が９・８％で３位だった。

　普段の食生活でもお餅を食べる人は全体の３分の２近くに達した。その理由として「手軽に食べられる」との回答が５９・６％で最も多く、「味が好き」「腹持ちが良い」といった理由が続いた。食生活の中で和食が占める割合を聞いたところ「５割」との答えが２６・３％で最も多く、全体の平均値は５・５割だった。

　調査は１０月１７～２０日にインターネットを通じて実施。男女５００人ずつ計千人が回答した。