最終話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「佐野さん、ただいま〜」

「おや、大野先生!おかえんなさい」

庭の手入れをしていた佐野さんが

驚いた顔をする。

「お帰りは、明日じゃなかったの?」

「なんか向こうで、台風来るっていうから

 飛行機、飛ばないと困るし・・一日早めました」

鞄を縁側に置いて、そのまま腰掛ける。

蝉の声と庭の綺麗な花を見て

あぁ、家に帰って来たんだなぁと、安心する。

 

 

「やっぱ、ここはいいな」

 

 

俺は、佐野さんにこの家の管理を任せて

日本と海外を、行き来していた。

異国の地で、見たもの全て新しくて

自然は、そのままのアート作品だ。

俺のことを知らない人に、町中で絵を描いてあげるのも

すごい楽しい体験だったな。

 

 

「あ。さっき手紙届いてましたよ」

 

 

そう言って、佐野さんが俺に白い封筒を渡す。

口元を上げて、封を切り手紙を広げた。

「潤ちゃんも、筆まめだね」

感心するように、佐野さんは言った。

「もう、何通溜まったかな」

封筒の中に、写真が数枚入っている。

綺麗な花や草木の写真だ。

俺は、サンダルを脱いで家に上がり

自分の部屋に入る。

壁一面、今まで潤が送ってくれた写真で

埋め尽くされていた。

「明日、これ見たらビックリすんだろうな」

潤の驚いた顔と、カズの苦笑いした顔が頭に浮かび

俺は、思わず笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

広い窓から、東京の景色が一望できる。

ビルに反射した朝日が眩しくて、シーツをまた頭に被って

ベッドに寝転ぶと

「あっ、潤くん!せっかく起きたのにっ。

 遅刻しますよ?」

「ん〜・・・」

「仕事場まで、送ってこっか?」

「いい・・お前の車、目立つ・・・」

「そう?」

「カズこそ、飛行機の時間平気なのかよ・・」

「潤くんとコーヒー飲む時間くらいあるよ」

そんなことを言われたら、起きなきゃいけなくなる。

身体に力を入れて起き上がると

カズは、「おはよー」と言って

俺の手を引っ張って歩く。

リビングのソファに座らせられて、カップを渡される。

コーヒーを飲みながら、朝のニュースを一緒に見るのが日課だ。

 

 

『アーティスト、大野智さんの新作の絵が

 チャリティオークションで、最高額で落札されました』

 

 

テレビの中に、智の顔写真が映り

俺達は、コーヒーをこぼしそうになる。

 

 

「明日会う前に、顔見ちゃったね」

「あの人、今年いくつ?35くらい?全然あの頃と変わらないね」

カズの携帯が鳴って、「迎えが来た」と立ちあがる。

「潤くん、明日起きれる?電話しよっか?」

「平気。翔くんが、迎えに来てくれるから」

「相変わらず、面倒見いいな。あの人は」

カズは俺の手をぎゅっと、握った後

 

 

 

 

 

 

「また明日。あの町でね」

 

 

 

 

 

 

そう言って、名残惜しそうに俺の手を離して家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京・植物園。

「すみません。松本潤は、どこにいますか?」

「松本さんでしたら、春のエリアにいますよ」

「ありがとうございます」

 

「ちょっと、今の人カッコ良くない!?」

「しかも、スーツの襟に弁護士バッチ付けてた!」

「松本さんの友人なんでしょ?たまに来るよね」

「松本さんは恋人いるらしいけど、あの人はどうかな?」

「うちらじゃ、相手にされないでしょ。ほら、お客様来たよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植物園の入り口で受け取った地図を見て

「春の桜」という建物に向かう。

この植物園は、とても広くて

春夏秋冬で建物が別れており、色々な花や植物が見れる場所だ。

建物の中に入った瞬間、外は茹だる暑さだったが

ここは、柔らかい温かさを感じる。

高い天井を見上げると、太陽が入るガラス張りになっていた。

道を進むと、辺りには春に咲く花が敷き詰められている。

少し遠くの方で、桜の木を見上げる青年が見えた。

俺が口元を上げて、彼の名前を呼ぶ。

 

「潤」

 

振り返ると、彼は笑って

 

「翔くん」

 

俺の名前を呼んだ。

 

「なにやってんの?」

「桜の木のメンテナンス。温度調節が難しいから」

「さすが、ベテラン」

潤は、この植物園で働いてもう10年近くなる。

最初は作業着を着ていたが、今では白いワイシャツに細身のズボンを履いていて

仕事が順調のようだ。

傍にあったベンチに並んで座り、2人で桜を見上げた。

「なんか、8月に桜見るって変な感じだな」

「外だと、蝉がうるさいもんね」

「あ、これ渡しとく」

明日の新幹線のチケットを渡す。

「今?」

「もし、俺が遅刻したら怖いじゃん?

 相葉ちゃんが、いい時間で取ってくれてよかったよね」

相葉ちゃんは、大学卒業後

大手の旅行会社で働いている。

智くんが海外に行く手続きは、全部相葉ちゃんがやってくれるそうだ。

「智くん好きそうだから、パンフレット送っておこう」

そんなことを言って、毎回大量の旅行雑誌を

智くんの家へ郵送している相葉ちゃんがいる。

 

 

「相葉ちゃんは、何日くらい休み取れたの?」

「有休使って、六日間とか言ってたかな?」

「翔くんは?」

「俺は、四日間。ちょっと、依頼人との打ち合わせが入っちゃって

 夏休み返上だよ」

「大変だね。弁護士って」

「やりがいあるけどね」

 

 

俺は、大学を卒業して、弁護士になるために専門の学院に入った。

弱者の味方になりたい。

小さい頃から、兄の金色のトロフィが飾られているのを

いつも羨ましいと思っていた。

そんな俺は、今。

 

 

スーツの襟に、金色のバッチを付けて仕事をしている。

 

 

 

「俺らは、よく会ってるけどさ

 智くんと会うの10年ぶりくらい?」

「うん。何回か会いに行こうとしたんだけどね。

カズも忙しいし・・俺一人で行くって言ったら

 智が、カズと一緒においでって。いつでも待ってるからって」

「智くんも、ほとんど海外行ってたからな〜。

 あっちに、いくつかアトリエみたいな家持ってるらしいし。

 たまに日本帰ってくるときも、俺もタイミング合わなくて

 全然会ってないな」

「でもね、文通してるよ。智と」

「え!?初耳!」

「新しい国に行くと、風景の写真の絵ハガキくれる」

「へぇ〜」

「俺の部屋の中、それで埋め尽くされてるよ」

それ見て、カズはどう思ってるんだろうな。

たまに酒飲んで「大野さんの才能って、ほんとずるい」とか

愚痴ってるけどな。

「じゃぁ、明日久しぶりにあの家で5人集まるんだな」

「楽しみだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なにもない町ですね」

バンドメンバーの一人が、町を見渡して感心するように呟いた。

「あるよ。アート作品が」

俺がそう言うと

「あぁ!知ってます。有名な人の作品が、置いてあるんですよね?」

「見た方がいいよ。俺が来たときよりも増えてるかな」

「へぇ、二宮さんこの町に、なにか縁が?」

「うん」

「だから、東京から離れたこの町で、特別ライブするんですか?」

「上の人に、特設ステージにいくら掛かると思ってんだ!って、嫌味言われたけど

 たまには、我が儘言ってもいいでしょ」

 

 

 

 

歌手として、毎日曲を作っては披露する。

最初は、都内の小さいライブハウスで毎日歌った。

街中で歌っていた頃のように

最初からのスタートだった。

「こんなんで、大野さんに借りたお金が返せるのだろうか」

「このままで、潤くんを幸せに出来るのだろうか」

そんな不安が過ることもあったが

その不安が、俺を躍起にさせてくれた。

増えていく曲に

それを良いと言ってくれる観客。

 

 

大野さんに借りたお金は、4年が経った頃

全部返すことが出来た。

もちろん、潤くんも毎月自分の給料からお金を出した。

借金を返済した後

何度か、大野さんに会いに行こうと連絡しても

「今、海外にいる」

と、逃げられてばかり。

これはもう、強制的に会うしかない。

彼が俺に出した条件を、絶対に叶えて

あの町で、俺の歌を聞いて欲しい。

 

事務所に頼み続けて

無理やりスケジュールを合わせた。

忙しい夏のツアーの最後は

あの町で、歌うのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すごい人だねぇ!」

駅を下りてタクシーに乗り、田舎道を進むと

ライブ会場に向かう人だかりが列を作って、歩いていた。

彼らが向かうのは、広い浜辺に作った特設会場だ。

「東京から来てる人も、いるんだろうなぁ」

新幹線の中で、今日のライブの話をしてる人を見かけた。

「翔ちゃん。俺ら、車で8時間掛けて来てたの

 今考えると無茶だよね〜」

「若かったな〜疲れなかったもんな。運転してても」

「今じゃ、新幹線で2時間だもんね」

 

「ね、智のこと迎え行くの?」

 

潤が、待ちきれないように智くんの名前を出す。

 

 

「ライブ会場で、待ち合わせするって」

「早く会いたいね」

「変わってなさそう!智くん」

「お前も変わんないよ。相葉ちゃん」

「ほんと!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズが用意してくれた席は、ステージの真ん前だった。

屋外のライブで、後ろの席は全員立って聴くらしい。

俺達の席は関係者席なのか、砂浜の上にパイプイスが何列か

並べられていた。

翔くんと相葉ちゃんは、ライブの空気感に

盛り上がっている中、俺は未だ空いている隣の席を見つめた。

彼とは、手紙でやり取りしていたが

会って話したいことが、山ほどある。

薄暗かったステージが、一気にライトに照らされた。

その瞬間、後ろからものすごい歓声が上がる。

誰かの温かい手が、俺の手を握った。

隣を振り向くと

 

 

 

 

「潤、久しぶり」

 

 

 

「智!」

 

 

 

 

あの頃のまま、

いや、少し日焼けした柔らかい笑顔が

俺に向けられる。

 

 

 

「あ!智くん、遅いよ!」

「昼寝してた」

「えぇ!」

ドラムの音に、会話が出来なくなる。

イントロが流れ、カズがギターを持ってステージに現れた。

カズの髪が海風に靡く。

俺の姿を見つけたようで、目が合って笑った。

そして、俺の隣にいる智にも気付いたようで

カズは、智に向かって人差し指を指した。

 

 

懐かしい。

あの頃、みんなで火を囲んで

カズの歌を聞いたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日、この町に来てくれた皆さん。

本当にありがとうございます」

 

ライブが終盤になり、カズがマイクスタンドに向かって語りだす。

 

「僕は、この町に恩返しがしたかったんです。

 この町の景色に、音に、匂いに。

 そして、ある人に」

 

 

 

隣にいる智を見ると、智は真剣にカズの話を聞いていた。

 

 

 

「最後に、僕のデビュー曲を聴いてください」

 

 

 

歓声が一際大きくなる。

カズの後ろにあった大きいモニター画面が

この自然とアートが融合した町の景色が、映し出された。

 

 

 

 

Beautiful World

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前。

あの台風の日。

カズと手を繋いで逃げて来た、このアートの町は

見る物全てが、美しかった。

 

 

青空も星空も

閉じ込められていたマンションからは、

下の建物は見れても、上は見上げられなかった。

いや、見ようと思えば見れたのかもしれない。

だけど、上を向くことを忘れてしまっていたのだ。

 

 

 

あの夏。

この町で過ごした楽しい日々は

俺の唯一の青春時代だったんだ。

 

 

 

仕事も、しなくていい。

朝起きてから、なにをするか決める日々。

今、大人になって働いて

もう、あの自由な夏は帰ってこないけど

周りを見渡せば、あの頃一緒に過ごした彼らが

今、ここに集まっている。

 

 

 

そして、今。

目の前に、夢を叶えて

この町で大勢を前にして、歌っているカズは

やはり、あの頃と変わらないまま

キラキラ輝いている。

 

 

 

 

 

あの日、あの時

 

 

カズの手を握って、付いて来て良かった。

 

 

カズが選んだ町が、ここで良かった。

 

 

 

 

 

 

「この町に来て、良かった」

 

 

カズの歌声に紛れて、俺は口元を上げて呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわー、すげぇな」

ライブが終わり、バーベキューの下ごしらえを済ませて

カズが、この家にやってくるのを待っている間

潤を、自分の部屋に案内した。

壁一面に張りつけられた写真に、潤は一枚一枚

懐かしそうに眺める。

「全部、俺が送った写真貼ってるの?」

「うん。これ、昨日来たやつ」

「俺も、智からの絵ハガキ、写真立てに入れて飾ってる」

「ほんと?嬉しいな」

「智ぃ」

「ん?」

潤が、少し怒った声を出して驚く。

10年も会わないとか・・なんだよ」

「あぁ、ははっ」

やっぱ言われると思った。

手紙でも「いつ会える?」と書いてあることが多かった。

「まさか、面と向かって

あの時のお礼を言うのが、10年後だと思わなかった」

「お礼?」

なんのこと?みたいな顔をすると、潤は目を大きくさせて

「智がお金貸してくれたから、俺自由になれたんだよ?

 え?忘れたの?」

「あぁ、でも貸しただけだし。

 カズはすごいね。本当に歌手になって、お金返してくれたもん」

 

 

「・・・ありがとう。智」

 

 

開けてある窓から、生ぬるい風が入り

カーテンを揺らす。

 

 

相変わらず、潤は夏なのに色が白いな、と思った。

あの頃と違うのは、うなじが隠れるくらい長い黒髪が

短く切られていたことだ。

あぁ、首にほくろがあったんだ。

 

 

あの頃は、気付かなかったな。

 

 

 

「これからは、もっと会えないの?海外にばっかいないでさ」

海外に行ったキッカケは、モヤモヤした気持ちを

振っ切りたかったからだ。

そしたら、色んな文化に触れて

日本じゃ見れない遺産に、触れちゃったもんだから

海外で、物を作ることにハマってしまった。

俺が、この町にいなくても

残していった作品を見に来てくれる観光客で

町も、活性化されてるようだし

海外に移住とかも、ありかな。

そう思っていたけど

 

 

 

「そうだね。日本のこの家が、一番落ち着くや」

 

 

 

そう答えると、潤は大きい瞳を三日月のように細くして

嬉しそうに口元を上げる。

 

 

あぁ、やっぱ手紙や電話じゃ

この笑顔は、見れないな。

 

 

 

 

コンコン。

 

 

 

「おまたせしました」

部屋のドアから、カズが顔を出した。

「うぉっ、久しぶり」

「お久しぶりです」

さっきまで、ステージで歓声を浴びていた人物が

今、目の前にいて少しビックリする。

だけど、カズも10年経ったというのに

あの頃と変わらない幼い顔で、俺の顔を見て笑う。

「カズ、お疲れさま」

「ごめんね、お腹空いたでしょ。

 今、庭で翔さんと相葉さんが肉焼き始めてるよ」

「マジ?手伝わなきゃ」

潤が先に部屋を出て、俺も後ろを付いて行く。

カズは、俺の隣を歩き

「ようやく会えましたね」

「カズ、カッコ良かった」

「ありがとうございます。大野さんとの約束ですからね」

「ふふ」

「あ、ねぇ。大野さん」

「ん?」

「大野さんて今、年収どれくらいですか?」

真剣な顔で尋ねられて、俺は

「え、知んない。税理士に任せてあるし」

「だいたいで、いいですよ。俺のも言いますから」

 

 

久しぶりに会って、なんでこんな質問・・・

あ。そっか。

 

 

「カズは、まだまだガキだなぁ」

 

 

そう言って、肩を叩くと

「はい!?」

「例えばオイラが、カズより稼いでたら

 潤が、オイラを取るとか思ってんの?」

「・・・一応、あなたより潤くんを幸せにするって、目標があるんですよ」

「潤に、それ言ったらバカだなぁって、言われるよ。きっと」

玄関で靴を履いて、庭に出る。

頭にタオルを巻いて、熱そうに肉を焼いている

翔くんと相葉ちゃんが、「遅い!」と俺達を手招きした。

 

 

 

 

 

「カズ、ライブお疲れ様!それと、俺らの再会に」

相葉ちゃんが音頭を取って、みんなで缶ビールをぶつけ合う。

いつも聞こえる蝉の声や波の音は

俺達の笑い声で、掻き消されていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「潤くん、散歩行かない?」

バーベキューが終わり、スイカも食べて

みんな酒に潰れて、居間で寝ている。

俺は、律儀に皿洗いをしていた潤くんの肩を叩き

夜の海に連れ出した。

 

 

「もう片付いてるんだね」

深夜の浜辺は、特設ステージが跡かたもなく

片づけられ、人影もなかった。

「ここらへん、ホテルないし。

 今日来てくれたお客さんは、隣町に移動したんだろうね」

あの騒ぎが嘘だったかのように、この町は静かになった。

誰もいない砂浜で、潤くんと手を繋ぐ。

「懐かしいね」

「そうだね」

「いつかさ、もっと歳取ったら

 こういうのんびりした町で、一緒に暮らす?」

俺が提案すると、潤くんは

「いいね。やっぱ海があるところがいいな」

「じゃぁ、海が真ん前にある家を、造ろう。

 やっぱ歳取ってからだから、平屋がいいよね?」

「階段きついしね」

「広い庭付きでさ、潤くんの大好きな花とか木とか植えてさ。

 大きい池なんかに鯉入れてさ」

「そんな豪華じゃなくて、いいよ」

潤くんが立ち止まるから、俺も足を止めて向かい合う。

 

 

「なんもなくてもいいよ。カズが居てくれるんでしょ?」

 

 

 

あぁ。

本当に悔しいけど、大野さんの言った通りだ。

 

 

 

 

 

「そうだね。一緒なら、この真っ暗な海も

 綺麗で特別に思えるもんね」

 

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

3日間だけ、休みをもらった。

短い夏休みを、どう過ごそうか。

まずは、この町で採れた夏野菜を食べて

大野さんのアート作品を、見て回って

夜は、みんなで火を囲んで

俺はギターなんか持って歌ったりして

潤くんの誕生日のために作った歌を

2人きりの海岸で、披露しようかな。

 

 

休みが明けたら

またいい曲が、作れそうな気がするよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Beautiful World

 

君と一緒なら、世界はいつだって美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご愛読、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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