一二月三日 活動報告

2013年 12月03日 (火) 00:16

「勇者の裏側」最終章、#007を投稿しました。
終らなかったので続きます。だからカウントダウンは『4』で停止したまま。

閑話休題

ヒロインに関してはいろいろ書いたけど主人公や男組は書いてないと気づき、ちょっと一筆。

最近の主流は草食系……というよりも、致命的なレベルでの鈍感、もしくは他人(特にヒロイン)の話を聞いていない、顔は平凡と言いつつも、絵は美男子という感じでしょうか。
まあ、ハーレムを築こうものなら、本命を選ばずに全員とそれなりに付き合うか、誰とも付き合わないの二択ぐらいです。
でも『ヒロインに手を出す=連載終了』の方程式が成り立つ現在では前者を選ぶ事が出来ない。残るのは後者だけです。
感情移入して小説を読む読者さんが増えた事も起因するのかな?
ヒロインと手を繋ぐ(キスもホッペで)レベルで留めておかないと非難の声が多いと聞いた事があります。
熱血系の主人公は見るのは良いけど、読むのは苦痛らしいですね。感情移入するから……。

そういう意味では集英社の『カンピオーネ』の主人公はちょっと新鮮だった。
ちょっと熱血、ヒロインとも口にキスをする。十五・六歳という主人公の年を考えれば二の足を踏むのも当然。何気に独占欲を出すのも『良』です。
でも熱血系の主人公って書くのも大変なんですよね。テンションが上手く書けないし、その気持ちがよく分からない。何せ諦め体質で三十まで来たもんですから。
色んなスポーツをやりましたが熱血系とは相いられない。楽しくやっての勝ち負けは日本人には合わんらしいです。『やるからには勝つ』と言われても……、困るッす。

そういえば、とある出版社で編集作業をしている友人Aと会話していると、ちょうど私のような三十前後の世代は「ときメモ」世代なんだそうです。
高校三年間ヒロインとデートしまくって、卒業式に告白して終了という本当に恋愛なのか悩むゲームです。
本命ヒロインと何度もデートをしまくって、嫉妬爆弾?を爆発させない為に他ヒロインともデートしまくる。三股・四股なんて当たり前! ヒロインとキスも無ければ、当然エロも無い。
今のラノベに似ていますね。
………………。
…………。
……ああ、そういう世代が編集やっているから、今のラノベになっちゃうのか……。

――評決。
今のラノベに置けるハーレム文化は「ときメモ」が全部悪い! コ○ミが悪いんだ! あれにキスとエロがあれば歴史は変わっていたのだ!

……冗談ですからね?

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