<トップ固定>馬島 TNR のマスコミ報道について〜訂正とお詫び
今回の北九州市馬島での一斉TNRはマスコミでも報道されましたが、一部の情報に重大な間違いがありました。訂正してお詫びいたします。
どうぶつ基金様及び山口武雄先生の術式はメス猫の場合「卵巣のみ」の摘出ではなく、「卵巣と子宮」の全摘出です。「卵巣のみ」摘出を術式とする獣医師もいますが、どうぶつ基金様及び山口武雄先生の術式は「卵巣と子宮」の全摘出、オス猫の場合は睾丸を完全摘出します。さらに妊娠中のメス猫も全て手術します。どうぶつ基金様では、この世に生まれ出るか否かで線引きされているそうです。
また、いくつか条件がありますが、どうぶつ基金様の出張手術は無料で実施されています。先生方の交通宿泊費、手術・麻酔やワクチンなどの薬剤・駆虫の費用は全て無料です。
その他の会議用長机6台やブルーシート、キッチンペーパー・ペットシート、キャットフードなどは後方支援グループ「大切な猫たちプロジェクト in 馬島」が購入しました。混同のないようお願いします。
ご迷惑・ご心配をおかけした皆様、大変申し訳ございません。
なお、今回の一斉 TNR は計画から実施まで2カ月足らずという短期間でした。なおかつ「島ごと TNR 」という日本ではまだあまり例のない取り組みであり、経験者も少ないため、一斉 TNR の経験豊富な「福島被災動物シェルター・にゃんだーガード」本多代表(福島県在住)と、その助手として熟練ボランティア1名(神奈川県在住)の方に遥々来ていただき、1週間も滞在してご尽力いただきました。何もかも初めてだらけのことであり、加えて、かけがえのない猫さんたちの命に関わることでもあり、お二人の経験値に大いに助けられ、予想以上に順調に進めることができました。
お二人の交通宿泊費につきましては『大切な猫たちプロジェクト in 馬島』にて全てサポートさせていただいております。こちらも混同のないようお願いします。