練習に臨む本田=千葉県内(撮影・中井誠)【拡大】
そのために生かすのが、ミランで学んだ精神だ。「ビヘイブ(ふるまい)的なところでいけば、もちろん自分が中心という気持ちでやる」とし、「ミランは魂とかフィロソフィー(哲学)はチャンピオン。負けが許されない環境で試合をしている」と強調した。優勝の重圧がかかるアジア杯こそ、「ミラン本田」の本領を発揮する舞台となる。
「結果を出さないと期待には応えられない」。惨敗したW杯から半年。年明けとともに始まる新たな戦いへ、金狼の瞳にピッチ外の騒動は映っていない。 (志田健)
★この日の練習
午前中は東京都内でフィジカルテストを行った。日本協会関係者は「欧州組はシーズン途中で、国内組はシーズンが終わったばかり。コンディションの差を把握するのが目的」と説明。午後5時半からは公開の中、ポジション別に3人1組でパス交換。続いて10対10に分かれ、ハーフコート内で3タッチ以内でどちらが多くパスをつなげるか競った。練習は1時間で終了。左膝に違和感を抱えるGK川島は別メニューで調整した。
(紙面から)